今晩予定されていたドイツのメルケル首相の演説はキャンセルとなり、23日に予定されていた欧州サミットは26日にも追加会議が開かれるとEUから発表がありました。EUではいったい何が起こっているのでしょうか。

今回のサミットでは、サミット開催自体は一つの発表の場としてあるだけであり、その前にほとんどの事を決めてしまったうえで、開催されないと意味がありません。そのため、いまだ意見が対立しているドイツとフランスのEFSF(欧州金融安定ファシリティ)に対する能力拡充案の摺合せをしなければなりません。

実際、22日にメルケル首相とサルコジ大統領が会談することが明らかになりました。EFSFとESM(欧州安定メカニズム)の統合も検討されているようで、融資枠は最大で1兆ユーロ程度となると言われております。

ギリシャの緊縮法案は、賛成多数で可決されました。やっと融資が現実となりそうです。しかし、スペインの国債格下げから、地方債も格下げされ、銀行に対しても格下げが相次いでおります。欧州サミットではっきりとするであろう欧州再建計画を盤石なものにするために時間が必要であることはわかりますが、あまり時間をかけていてはますます状況は悪化するばかりです。

今週、来週は大きなブレがあるかもしれません。マーケットは空中戦となる可能性が高く、昨日のようなレンジ下限以外は様子見が賢明かと思われます。ヒントとしまして、相場は、安いところを買うのではなく『上げて行きそうなところを買うと儲かります』また、高いところを売るのではなく『下げて行きそうなところを売ると儲かります』大原則はトレンドフォローにしたがうほうが良いと思われます。ただ、その期間が長いか短いかによって手法は大きく変わってゆきます。

カダフィ大佐の死亡が確認されました。中東の地政学的リスクは改善に向けて一歩前進したと言えそうです。

⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


ETF残高 1526.30(20日)1526.30
リースレート -0.18%(20日)-0.22%
CFTC大口投機家 買越 134,502枚(11日) 先週 買越 133,156枚