昨晩のロンドン時間でのGold-Platinumの価格差は、私が知るかぎりでは過去最高のとなりました。あくまで目視での確認でしたが、ドル建ての現物価格で200ドルを超える鞘となりました。

東京価格も過去最大級の鞘となり、こちらも目視で確認できた範囲では約460円の開きがありました。昨晩からCMEでのプラチナ取引に対する証拠金が引き上げられるとことが、ここ数日のプラチナ価格の下落に拍車をかけていたようです。

過去に何度か金価格とプラチナ価格は逆転することがありましたが、大きく逆転しているときは毎回何か特殊な要因(プラザ合意など)があり、その動きもそれほど長く続くことはありませんでした。

今回も、それほど長く続くとは考えておりませんが、この鞘が元に戻ってゆく条件は、現在のEU圏内の債務問題によるデフォルト回避、アメリカの経済成長戦略が鍵を握っております。

となりますと、昨晩のバーナンキ議長の会見にもありましたように、アメリカ経済が下降線をたどる状況が見えるようであればすぐさまQE3が控えていることが感じとれます。日本同様にねじれ議会となっているアメリカは、特に今後の財政政策の進展で支障が出るようなことが起こってくると思われますが、EUに比べればまだ良いのかもしれません。

まずはEUでの状況の変化を見守るほかありません。最終的には一致団結するしか方法はないと思いますが・・・。

金価格は、昨日の4,100~4,150円の辺りは、上値抵抗があり簡単には上抜けられないと考えておりました。昨日は金の買いをいったん利食いして頂きました。中長期の流れは、アメリカの出口戦略が見えるまではインフレ継続と考えております。そのため一次産品は上昇過程にあるという考え方に変化はありませんが、短期的に金も下落基調になっており現時点の上値圏では早めの利食いが正解と思われます。次は再び安値を試す場面まで待ってみたいと思います。狙う価格帯としましては3,900~3,850円を考えております。宜しくお願い致します。

⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


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