昨日の東京市場での戻りは一服となり、本日はややだれた形での閑散とした内容となっております。EU、アメリカ市場も、課題となっておりますギリシャのデフォルト回避に向けた動きは、少しずつではありますが着実に進行しているようです。

良く指摘されるような各国の意見の相違はEU発足当初からあるものですし、現時点でギリシャが離脱などといった事になれば、恐らく他のEU加盟国の債券までも大きく売られ、ユーロ金融パニックが確実に起こると考えられております。と言う事は、どの国も何とかして意見を擦り合わせて、今回の危機を乗り切るしか道はありません。私は、ゆっくりではあると思いますが、世界経済は回復の方向へ向かった行くのではないかと考えております。


相場をするうえで、『もし明日こうなったら、こうしよう』という行動計画を幾つかのパタ―ンにわけて、前もって決めておくことは非常に重要です。

しかし、それ以上に重要なものはその行動計画を守れるかどうかです。

人は皆、『自分はいつも冷静で正しい判断をしている』という思い込みともいえる自信を少なからずもって相場に挑んでおります。それが全くなければ、何一つ行動はできません。

そのため、いざ当初予定していた状況になったとしても、あれこれと考えてしまいその時の自分にとって『都合の良い』判断をしてしまいがちです。もちろん状況は刻々と変化していきますので、軌道修正しなければいけない場合も多々ありますが、『現状認識を基にした』判断でなければいけません。

以前の戦略計画を立てた時から、今までどういったファンダメンタルに変化があったのか。また、それは計画を変更しなければいけない根幹にかかわる変化なのか。

このようなことを冷静に判断したうえでの、計画変更であれば良い判断と言えます。しかし、こういった判断、決断はなかなか難しいことであることも事実です。しかも、その判断を迫られる時が一日に連続して起こることもあり、たとえるならば『地上1,000m上空での綱渡りをするのか、やめるのか』『綱の途中まで来たが、ここで引き返すのかそのまま進むのか』そんな状況になることもあります。

虎穴に入らずんば虎子を得ず

訓練あるのみです。皆様にも是非ご自身にとって最も適した精神的なバランスを知って頂ければと思います。

金は押し目買い継続ですが、枚数は抑え気味にし、高値を追いかけることだけはしないよう注意したいと思います。

⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


ETF残高 1543.13(27日) 1547.99
リースレート -0.30%(27日) -0.30%
CFTC大口投機家 買越 150,529枚(20日) 先週 買越 168,847枚