金の価格としましては、結局のところ連休前と大きな変化はなく月曜日が始まりました。
土曜日の夜間取引では高値4,511円を付ける場面もあり、欧州危機回避へ向けて世界的に協調体制がとられる中、いまだ市場参加者の信任は得られていないことがこの値動きからも伺える場面でした。NYも欧州市場も株価のほうは、買い戻し主体で上昇したものの、金価格は逆相関の動きを見せることなく急騰となりました。
月曜日には、再びギリシャに対するデフォルト懸念が広がり、欧州、NYともに株価は下げる結果となりました。しかし、ここでも金は通常の逆相関の動きではなく、株価同様に値を下げるという展開となりました。
この週末からの一連の金の動きから考えられることは、先週発表された『商品先物取引の買い増し規制』と『日米欧の主要中央銀行が3カ月物ドル資金供給の協調』の思惑がじわじわと効いてきているのではないかと思います。私は当初より、インフレ抑制というよりも、金価格抑制、つまりは金以外のモノへの資金の流れを作りたいという首脳陣の思惑があると考えてまいりました。
現在のような危機的状況下では、当然のことながら株式は信用できず、ソブリンリスクも高いため国債にも資金は流れにくくなっております。その為、金により集中して資金が集まる状態となっております。いままでの金融緩和政策、量的緩和策といった市場への流動性の供給は、金を買って欲しいが為に行ったわけではありません。金の価格が上がって、喜ぶのは産金業者だけであり、国は全く潤いません。
世界経済が通常時であれば、金利も生まない金を買うよりも、ドル国債を買う事が一番良いに決まっています。
政策の本当の目的はその国の通貨、国債に資金が流入することです。その為に各国経済に対する信頼を取り戻そうと、あの手この手を行ってまいりましたが、なかなか信頼は得られません。そこで。やや強引ではありますが、ドットフランク法に始まり、今回のような政策によって徐々に『ゴールド包囲網』を作っているように思われます。株式と金が似たような動きをすると言う事は、その逆の動きをするものに資金が流れています。それがまさに、円、ドル、国債です。思惑どおりです。
とはいえ、私は金が暴落してゆくとは現時点では判断できないと思っております。金に資金が集まりにくいとはいえ、ドルが希薄化している今、金にはそれなりの価値がついて当然だからです。大きな流れとしましては、ここから先はやや大きなブレの中、横ばいの動きになってゆくのではないかと考えております。いまだ、買い有利であると思われます。
下げ相場になるすれば、やはりアメリカの出口戦略に掛かっていると思われますので、今しばらくはないものと考えております。
やや違和感を覚えたので私なりの推論を述べさせて頂ました。
本日のような場面は、買うにも売るにも中途半端な状況であり様子見としております。
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
金
ETF残高 1553.14(19日)1553.14(16日) 1542.54
リースレート -0.32%(19日)-0.25%(16日)-0.38%
CFTC大口投機家 買越 168,847枚(13日) 先週 買越 184,371枚
土曜日の夜間取引では高値4,511円を付ける場面もあり、欧州危機回避へ向けて世界的に協調体制がとられる中、いまだ市場参加者の信任は得られていないことがこの値動きからも伺える場面でした。NYも欧州市場も株価のほうは、買い戻し主体で上昇したものの、金価格は逆相関の動きを見せることなく急騰となりました。
月曜日には、再びギリシャに対するデフォルト懸念が広がり、欧州、NYともに株価は下げる結果となりました。しかし、ここでも金は通常の逆相関の動きではなく、株価同様に値を下げるという展開となりました。
この週末からの一連の金の動きから考えられることは、先週発表された『商品先物取引の買い増し規制』と『日米欧の主要中央銀行が3カ月物ドル資金供給の協調』の思惑がじわじわと効いてきているのではないかと思います。私は当初より、インフレ抑制というよりも、金価格抑制、つまりは金以外のモノへの資金の流れを作りたいという首脳陣の思惑があると考えてまいりました。
現在のような危機的状況下では、当然のことながら株式は信用できず、ソブリンリスクも高いため国債にも資金は流れにくくなっております。その為、金により集中して資金が集まる状態となっております。いままでの金融緩和政策、量的緩和策といった市場への流動性の供給は、金を買って欲しいが為に行ったわけではありません。金の価格が上がって、喜ぶのは産金業者だけであり、国は全く潤いません。
世界経済が通常時であれば、金利も生まない金を買うよりも、ドル国債を買う事が一番良いに決まっています。
政策の本当の目的はその国の通貨、国債に資金が流入することです。その為に各国経済に対する信頼を取り戻そうと、あの手この手を行ってまいりましたが、なかなか信頼は得られません。そこで。やや強引ではありますが、ドットフランク法に始まり、今回のような政策によって徐々に『ゴールド包囲網』を作っているように思われます。株式と金が似たような動きをすると言う事は、その逆の動きをするものに資金が流れています。それがまさに、円、ドル、国債です。思惑どおりです。
とはいえ、私は金が暴落してゆくとは現時点では判断できないと思っております。金に資金が集まりにくいとはいえ、ドルが希薄化している今、金にはそれなりの価値がついて当然だからです。大きな流れとしましては、ここから先はやや大きなブレの中、横ばいの動きになってゆくのではないかと考えております。いまだ、買い有利であると思われます。
下げ相場になるすれば、やはりアメリカの出口戦略に掛かっていると思われますので、今しばらくはないものと考えております。
やや違和感を覚えたので私なりの推論を述べさせて頂ました。
本日のような場面は、買うにも売るにも中途半端な状況であり様子見としております。
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
金
ETF残高 1553.14(19日)1553.14(16日) 1542.54
リースレート -0.32%(19日)-0.25%(16日)-0.38%
CFTC大口投機家 買越 168,847枚(13日) 先週 買越 184,371枚