昨日、昨晩の金の下げの動きも、やはり材料をもとにした動きではなく、その場限りの材料であり、あっという間に値を戻しました。
本日の日経新聞の一面に出ておりましたが、『商品先物・買い増し制限』ということで、一般的にファンドとされる大口取引の出資者の情報開示や買い増しに対して制限するような指針が取り決められたことが、明らかになりました。
金 市場は、OTCと呼ばれる相対取引、最近脚光を浴びているETF、そして先物市場と大きく3つの取引形態があります。OTCやETFは先物市場に比べ比較 的規制が厳しく、投機的に売買を行いにくい所があり、ここ数年は匿名性の高い先物市場に資金が集まりやすい傾向にありました。
今回の規制は、金のみならず、原油や農産物市場にまで及ぶため、世界的に投機資金の行き過ぎた買い上げ、インフレリスクを無くす目的と、その資金の方向性を国債や株式市場に向けるべく意図が読み取れます。
来月10月に行われる予定のG20で合意の予定であり、今すぐに市場が急変するわけではありませんが、世界的な取り決めとして行われるためこれに抗う術はなく、徐々に投機資金による余剰分の価格は剥げ落ちる事となりそうです。
しかし、これも根本的なインフレ抑制にはなりません。結局のところは、アメリカの金融緩和策の出口が見えない限りは大きな流れに変化はないと思われます。
売買方針としましては、変わらず急落時を買い下がる方針です。本日の4,500~4,600円あたりでは売る妙味も買う妙味もないと思います。あえてするならば短期的には4,500円台前半で買い後半は逃げるといった小幅での売買となりそうです。
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
金
ETF残高 1542.54(13日) 1543.14
リースレート -0.47%(13日)-0.26%
CFTC大口投機家 買越 184,371枚(6日) 先週 買越 176,947枚