昨日に引き続き株式相場の材料は、明日26日のバーナンキ議長の講演での追加景気刺激策を期待したことを材料として上昇したといったニュースになっておりますが、昨日のブログでも述べさせて頂きましたように、現時点で細かなファンダメンタルは今の相場にとっては大きな意味を持たないと考えております。

場面場面でいろいろと違ってくるとは思いますが、例えばある程度きれいなトレンドを形成しているときは、ファンダメンタルとテクニカル要因はフィフティフィフティであったり、現在のような異常事態ともいえるような値動きの場合は内部要因重視であったりとそれぞれの場面での、確率の良い戦い方があるように思います。これらは、一朝一夕で身につくものではなく、やはり様々な経験の中、努力を重ねることで磨き上げられてゆくものであると思います。

相場をされていらっしゃる方はそれぞれ得意とされる相場の指標のようなものをお持ちであると思いますので、それは相場を戦って行くための武器であると思います。それぞれの戦いの場面において、より有利な武器を使い、より有利な戦略をもって戦って頂くためにも、様々な武器(テクニカル、ファンダメンタル、内部要因)について研究される事をお勧めします。色々と試してみてください。

さて、相場のほうは上げ過ぎたものは下げ、下げ過ぎたものは上げといった修正局面を迎えております。昨日の上海に引き続きアメリカでも金の証拠金が引き上げとなりましたが、大きな反応はなかったようです。東京金は昨晩のNY104ドル安の大暴落を受け、200円以上安い場面からのスタートとなりました。通常3万~5万程度の出来高が10万枚を超える日が5日間続いております。この出来高が落ち着いてくるところをひとまず相場の落ち着きどころと考えております。過ぎたるものは必ず修正されます。自然の摂理です。

明日のバーナンキ氏の講演がどれほどのものになるのか、識者の意見ではQE3そのもののような大規模な政策は打ち出さないと見られております。金融は特に行き過ぎた欲と恐怖によって混乱しますので、今現在のように取りあえず落ち着いたといった状態のアメリカ市場では、あまりインパクトの強い政策を打ち出さないほうが無難かもしれません。何度も申し上げますが、私はアメリカは非常に大きな悪性腫瘍を抱えたままですが、直せない状態ではないと考えております。おそらく今後も何度も危機的な状況は訪れると思われますが、その都度何とかして乗り切ってゆくのではないかと考えております。仮に解決されなければ、今回の金相場を上回る上昇劇となります。

どちらにせよ、金にとっての中長期に関わるファンダメンタルは価格を押し上げる力のほうが強いように思います。来週いっぱいをめどに、現在の金売り、プラチナ買いのストラドルを、金買い、プラチナ買いの売買に切り替えて行く予定です。現時点でNY金は、1700ドル前後で下げ止まる可能性が高いのではないかと踏んでおりますが・・・。


ETF残高 1533.91(24日) 1586.49

リースレート -0.17%(24日)-0.19%

CFTC大口投機家 買越 200,086枚(16日) 先週 買越 203,573枚