まったくもって金の値動きは衰えを知らない。完全に糸の切れた凧状態です。今後の金相場がどうなるのか、明日は下がるのか、まだまだ上げ続けるのか?多くの方々が、気にされていらっしゃいます。私は今の相場が、明日、1週間後、1か月後どのように推移しているかがわかる人などは、この世にいないと確信しております。これをさも分かっているかのように明言している人は、大ウソつきか、相場のことをよく知らない自信過剰なアナリストぐらいなものと思います。

私も駆け出しのころは、相場は誰かが特別な情報を持っていて、その極一部の人たちは労せず、儲けることが出来ているものであると考えておりました。私の入社した、山前商事は、その時分、商品業界ナンバーワンの相場師がオーナー(以後会長)でした。私は『何としてでも相場の真髄を極め、大きな仕事をしてやろう』と考えておりましたので、『なんとか、その秘密を知ることが出来ないだろうか』と相場研究というよりも、会長研究をしていました。

会長は、遅くとも朝7:30ころにはもう出社されており、当時どこの商品会社にもあった時事通信の記事を読み、昨晩のNY、シカゴ市場のチャートを眺め、各社取組内容を見るといった、基本的なことに大半の時間を費やしておられました。また、ご自分で手書きのチャートを何枚も何枚も書いていらっしゃいました。もう歳は60歳を超えておられました。

つづきは明日にします。

さて、世界景気全般に暗雲が立ち込めているという事で、欧米株価は下がり続けております。一方日本の株式市場は、値位置が低いせいか下値の硬さが伺えます。アメリカのQE3が先か、EUの経済政策が先かという事になりますが、アメリカのQE3は株価の下支え、押し上げ要因にはなりますが、更なる過剰流動性の拡大によりインフレ、ドル希薄化に対する金上昇要因となります。また、EU圏の対策が出されれば、単純に金融不安の落ち着きから金は下げやすくなります。しかし、金価格が上昇して困る国はどこにもなく本格的な下げ材料は見当たりません。

まだまだ、どうなるかわかりません。荒れた動きは今後も続くと思われます。無理せず、私はストラドル建玉維持のまま様子見です。


ETF残高 1592.85(19日) 1588.91

リースレート -0.18%(19日)-0.18%

CFTC大口投機家 買越 200,086枚(16日) 先週 買越 203,573枚