NY株式市場は特にこれといった材料はなく、小売売上高が過去4か月で最大の伸びとなったことで、ここ最近の下落後の修正高程度の方向感に乏しい反発となりました。
先週末のフランスでの格下げ騒ぎは、それ以上の広がりを見せることなく収束しました。フランス政府の対応は早く、金融株の空売り規制が導入されたり、2012年には100億ユーロの財政赤字を削減するとの数値目標を発表したりと、必死に金融市場の混乱を防ごうとしております。
リーマンショック以降、どの国においても膨れ上がった信用が、一瞬にして縮小することとなり、いまだ経済は正常な状態には程遠いまま続いていると思われます。早もう、2年が経ちますが、私は殆んど回復はしていないと考えております。
株価は通常、経済成長によって上昇してゆくものですが、ここ2年間のアメリカでは異常なレベルでの資金供給により支えられております。こういった騙し騙しの方法を取らなければ、アメリカの資本市場は大きく崩壊し、縮小します。世界も大きく影響を受けることとなります。
アメリカのGDPは日本の約2.5倍の14兆ドル弱と言われております。しかし、対外債務は約4.5兆ドルとほぼ3分の1を占めております。となると、多くの国々はアメリカに多くのお金を貸していることとなり、人質ならぬ金質をさしだしていることとなります。アメリカの力が衰えることで、外交がしやすくなるとはいえ、金質だけでなく、密接に絡み合っている世界各国の金融市場の暴落は、大きな痛手となります。また、世界の秩序が保たれるかどうかが心配です。
先日の債務上限引き上げ時の条件としても出されましたが、今後アメリカが行ってゆかなければならない緊縮財政政策は、ある程度の株価下落を引き起こすこととなり、商品市場における原油、プラチナなどの景気関連銘柄は売られやすくなる可能性はあります。とは言え、株式、商品価格ともに適正とされる価格で下げ止まるよう誘導できればよいのですが、金融市場はそんな簡単に操れるものでもありません。
果たして緊縮財政政策は吉と出るか凶と出るか。はたまた、緊縮財政政策は行わず、再び騙し騙しの量的緩和を続けるかどうかです。ここまできたら思い切って、大規模な財政出動を再び行い、20年、30年計画などで立て直してゆくほうがよいのかもしれません。
日本のほうは、間違いなく財政出動がカギを握ると思っております。日本のGDPは547兆円、債務は900兆円あるといわれております。しかし、対外債務はわずか63兆円です。他人に借りているお金は、アメリカが30%に対して日本は12%程度です。あとは身内である国内でお金は回っております。日本こそ数字のトリックにごまかされず、インチキな増税論などを許してはいけないと思います。
日本では他の先進国以上に余裕のある財政赤字を改善する前に、景気回復が最優先事項だと思われます。
さて、金、プラチナに関してですが、大きな戦略に変更はありませんが、逆転していた価格が、200円近くプラチナ高になってまいりました。うまく対処できておりますので、ほどほどの儲けになってまいりましたが、もう少し状況を見極めてからの決済と思ってはおります。中国の景気関連の不安材料が入っておりますので、案外早めの決済を決断するかもしれません。
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
金
ETF残高 1563.84(12日) 1576.56
リースレート -0.13%(12日)-0.17%
CFTC大口投機家 買越 203,573枚(9日) 先週 買越 247,175枚
先週末のフランスでの格下げ騒ぎは、それ以上の広がりを見せることなく収束しました。フランス政府の対応は早く、金融株の空売り規制が導入されたり、2012年には100億ユーロの財政赤字を削減するとの数値目標を発表したりと、必死に金融市場の混乱を防ごうとしております。
リーマンショック以降、どの国においても膨れ上がった信用が、一瞬にして縮小することとなり、いまだ経済は正常な状態には程遠いまま続いていると思われます。早もう、2年が経ちますが、私は殆んど回復はしていないと考えております。
株価は通常、経済成長によって上昇してゆくものですが、ここ2年間のアメリカでは異常なレベルでの資金供給により支えられております。こういった騙し騙しの方法を取らなければ、アメリカの資本市場は大きく崩壊し、縮小します。世界も大きく影響を受けることとなります。
アメリカのGDPは日本の約2.5倍の14兆ドル弱と言われております。しかし、対外債務は約4.5兆ドルとほぼ3分の1を占めております。となると、多くの国々はアメリカに多くのお金を貸していることとなり、人質ならぬ金質をさしだしていることとなります。アメリカの力が衰えることで、外交がしやすくなるとはいえ、金質だけでなく、密接に絡み合っている世界各国の金融市場の暴落は、大きな痛手となります。また、世界の秩序が保たれるかどうかが心配です。
先日の債務上限引き上げ時の条件としても出されましたが、今後アメリカが行ってゆかなければならない緊縮財政政策は、ある程度の株価下落を引き起こすこととなり、商品市場における原油、プラチナなどの景気関連銘柄は売られやすくなる可能性はあります。とは言え、株式、商品価格ともに適正とされる価格で下げ止まるよう誘導できればよいのですが、金融市場はそんな簡単に操れるものでもありません。
果たして緊縮財政政策は吉と出るか凶と出るか。はたまた、緊縮財政政策は行わず、再び騙し騙しの量的緩和を続けるかどうかです。ここまできたら思い切って、大規模な財政出動を再び行い、20年、30年計画などで立て直してゆくほうがよいのかもしれません。
日本のほうは、間違いなく財政出動がカギを握ると思っております。日本のGDPは547兆円、債務は900兆円あるといわれております。しかし、対外債務はわずか63兆円です。他人に借りているお金は、アメリカが30%に対して日本は12%程度です。あとは身内である国内でお金は回っております。日本こそ数字のトリックにごまかされず、インチキな増税論などを許してはいけないと思います。
日本では他の先進国以上に余裕のある財政赤字を改善する前に、景気回復が最優先事項だと思われます。
さて、金、プラチナに関してですが、大きな戦略に変更はありませんが、逆転していた価格が、200円近くプラチナ高になってまいりました。うまく対処できておりますので、ほどほどの儲けになってまいりましたが、もう少し状況を見極めてからの決済と思ってはおります。中国の景気関連の不安材料が入っておりますので、案外早めの決済を決断するかもしれません。
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
金
ETF残高 1563.84(12日) 1576.56
リースレート -0.13%(12日)-0.17%
CFTC大口投機家 買越 203,573枚(9日) 先週 買越 247,175枚