来週火曜日に爆発するか否かに向けての時限爆弾が刻一刻と針を進める中、市場参加者の不安は徐々に不信へと移りつつあるように感じます。

不安の場合は、参加者が右往左往しますので、相場は行ったり来たり動きますが、不信へとなって来ますと、参加者から相手にされなくなっていきます。

そうは言いましても、アメリカドルは世界の基軸通貨であり、基本的に各国の貿易などの対外取引の80%以上は、アメリカドルでなされている状況です。各国の米国債保有金額も半端な額ではありません。

因みに日本は世界第二位の9000億ドル弱です。現在の78円で計算してみますと、70兆円ものお金をアメリカに貸している事になります。しかも、昨今の円高でかなり目減りしております。まったくひどい話です。貸してあげたのに、貸した時よりも少ない金額しか戻ってこないなんて言うのは、アメリカと日本の関係がジャイアンとスネ夫のような関係であるようなことを如実に表しているようにも思います。

実際、日本政府が海外から借りているお金は現在の国債残高900兆円のうちわずか7%です。それ以外は、ほぼすべて国内で賄われております。つまりは、家族間の貸し借りのようなものです。しかしアメリカの現在の債務残高は15兆ドルを越えてきているなか、日本の保有するFRB債だけで6%に達し、ほぼ3分の一の4.5兆ドルを海外諸国に賄ってもらっております。

もちろんアメリカには世界最大ともいえる国力(軍事力、工業製品・食糧生産力、金融・資本市場)がありますので、一概に借金経営が悪とはいえません。しかし、日本の財政問題と、アメリカの財政問題は全く違うと言う事であり、世間で一部マスコミに煽り立てられている日本のデフォルトリスクはそれほど高くないと言えます。しかし、言い換えれば日本の国債はわれわれ民間のお金を国に貸してあげているわけでして、政府の動向に無関心でいることはできません。

実際に、友達にお金を貸していれば、またはある会社の株を買っていたとすれば、当たり前のようにその人や会社の事を気にかけ、より良くなるように自分からも働きかけるのではないでしょうか。しかし、日本国民は政治に対して無関心になりすぎているように思えます。われわれのお金を貸している国に、政府にもっとしっかりしてもらわなければいけません。どのようにしっかりしてもらうのか?みんながよく勉強して考えなければいけません。

話が横道にそれてしまいましたが、さてアメリカ債務上限は本当にぎりぎりまで、合意されないのでしょうか?まったく馬鹿げたことをしていると思われます。

こんなことをしている間は、まだまだ不確定要素が多くリスクが高いため売買はできません。つまらないところですが、今しばらくお待ちくださいませ。

パニック的な動きになった時には、決して翻弄されることなく、狙った価格で確実に行動に移していきたいと思います。

⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


ETF残高 1567.01(28日)1548.83

リースレート -0.06%(28日)-0.09%

CFTC大口投機家 買越 219,297枚(19日) 先週 買越 197,597枚