やっとそれらしい動きになってきました。昨晩は、欧米の株価はたいした動きではなかったのですが、商品市況が活況を呈したようです。不思議なのは、株価がしっかりの中、金が買われ、なおかつ原油までが上げました。この動きは、かねてから考えていた上昇の兆しのシナリオです。
通常であれば、株が買われれば金から資金逃避が行われ、金は下げます。また、原油は高くなります。経済環境が良くなったり、悪くなったりすることで資金の移動が行われ、お金が逃げていったものは安くなり、流入したものは高くなるといった感じで考えるのが通常です。しかし、本日のように、株高、ドル高、金高、原油高、商品全て高いということはここ数年の動きの根幹である「過剰流動性」といものが、戻りつつあるのではないかと考えています。
結局、アメリカがこれだけの財政出動をして経済を立て直すということは、先々インフレを引き起こす可能性が高くなってきているのではないかと思います。日本にとって不景気のインフレになるか、好景気のインフレになるかは中国次第ではないかと思います。現在、アメリカの消費活動を、上回れる可能性を持つ国は中国だけです。(インド、ブラジルも可能性としてはありますが、まだまだだと思います。)全体的に、買いの流れがスタートした可能性があります。
商品個別は、金が買いだと思いながら、先週の利食い以降、買い直せておりません。瞬間的な押しがいつでもあると思っているのですが、ないかもしれません。もう少し、待ちたいと思います。大豆においては、本日は買い増しをする場面だと思います。まだまだ、かなりの割安です。大連大豆も高いです。これといった決め手となるような材料は見えませんが、そういったあいまいの中で相場が大きく上向いてきています。むしろ、材料がわからないうちこそ良い買い場ではないかと思います。「知ったら仕舞い」という言葉通りではないでしょうか?