穀物は少し底打ちっぽい動きとなっているが、どうしても買う気がしない。その理由としては、3つある。
1つには、収穫期に入ってゆくということ。毎年同じであるが、この時期は一時的にせよ一年間でもっとも物が出回る時期である。ということは、少なからず売りたい人が多くいるということである。需要の問題はそのあと出てくるものであるため、一度はそれなりの値崩れがあるのが本当だと思う。
2つには、人気が落ちているとうこと。天候相場が終焉を向かえ、徐々に高値期待をしていた向きの手仕舞いが出てくると思われる。シカゴにおいても6月7月は出来高10万枚を割れることはなかったものの、9月に入ってからは少ないときで5万枚程度の出来高の時がある。東京においても最近は出来高1万枚に満たないときも多い。明らかに人気離散といった状況である。落ち玉優先といったところ。
3つには、東京市場の順ザヤ幅が2000円近くあるということ。目先の需給が逼迫していなければ相場は上がりにくい。先々上がりそうな状況であるならば、期近から上げてゆくものである。しかも、2000円という鞘は期近が割安か先限が割高かどちらかである。どちらにせよ、期近が上がる気配は見受けられない。
ハーベストプレッシャー、閑散とした市場、大順ザヤ
これらは、売り相場の大きな判断材料となるのではないかと思う。
しかし、価格が最も重要な判断材料である。
値段が上がるようであれば、損切りもやむを得ない。それも信念である。