あなたの吐くひと息ひと息が

わたしのひと呼吸と相まって

そしてあなたの心臓の動悸の

一拍一拍が

わたしの心臓の鼓動と同期する

わたしはあたなたのひと息と

あなたの心臓の一拍が

拍動し鼓動する

ささやかだけれど力強い

命のささやきというものが

わたしを揺さぶり

ただ心が震えるのを

止めることができない

もしもあなたがひと息を

その心臓の鼓動を止めるなら

わたしも枯渇したように呼吸を

心臓の動悸を同じくすることなく

ふたりの鼓動を

狂わせ命そのものを

破綻させてしまうだろう

あなたはわたしであり

わたしはあなたである

そうしてふたつの命は

震える魂の叫びを耳に残して

連綿と続いてゆく

いつまでも

どこまでも