米8月ミシガン大消費者信頼感指数・
速報値が強い内容となったことで、
連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)を
実施するかが不透明となる。

 最終的には前日比ほぼ横ばいとなった。
 ファンダメンタルズ面のニュースでは、
ロイター/ミシガン大学の調査によると、
8月の米消費者信頼感指数・速報値は73.6に改善し、
市場予想の72.2を上回ったほか、7月の確報値72.3も超えた。

 同時に、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が
17日発表した7月の景気先行指数は前月比0.4%上昇し95.8と、
市場予想の0.2%上昇を上回った。
強い経済データを受け、FRBの追加緩和策への期待が後退し、
金価格が押し下げられた。

 一方、南アフリカのマリカナ・プラチナ鉱山で
ストライキ中の労働者らに
警官隊が発砲した事件で死傷者が出てきたことが
明らかになったことから、
同国のプラチナ供給が更に減少すると予測されている。



 米国の経済データが強い数字となったことから、
米国経済の先行きと銅の需要見通しに対する期待が高まり、
17日の銅先物は上げ幅を見せた。

 小売商戦や住宅ローン低金利を
受け消費意欲が高まったことで、
8月の米消費者信頼感指数・速報値は5月以来3ヶ月ぶりの
高水準となった。
 また、米7月景気先行指数も予想を上回った。

 その他、ドイツのメルケル首相が16日、
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の債務危機への
戦略に支持を表明するとともに、
欧州各国は財政政策の一段の統合に向けたプロセスを
加速させる必要があると発言した。

 これを受け、欧州債務危機に対する懸念が緩和し、
銅価格が後押しされた。最終的には、当日のCOMEX銅先物9月限は前日比3.55セント(1.05%)高の341.80セントで取引を終えた。



 好調な8月の米消費者信頼感指数・速報値と
7月の米景気先行指数を受け、
米国経済及び原油の需要見通しに対する期待が強まり、
17日のNYMEX原油先物は上昇した。

 米ホワイトハウスの報道官は17日、
戦略石油備蓄の放出は検討に挙がっている
選択肢の1つであると述べた。

 この発言を受け、原油相場に利食い売りが出て、
ブレント原油先物が圧迫された一方、
NYMEX原油先物は押し上げられた。



 スポット市場が好調となっていることに加え、
大豆の輸出が引き続き増加する見通しから、
17日の大豆先物は上伸した。

 また、天気予報によると、
米国中西部の穀物栽培地帯では再度干ばつが発生する予測が、
大豆相場の好材料となった。
一方、黒海地域及びオーストラリアが雨不足で
小麦が減産しているため、
米国やカナダ産の小麦需要が増加すると見込まれており、
17日の小麦先物は上げ幅を見せた。