世界第三位のプラチナ生産大手ロンミンが
保有する南アフリカのマリカナ・プラチナ鉱山で、
労働者と警官との衝突により44人の死者が
出る事件が発生したことで、
プラチナ価格が大幅に上昇し、スポット金もつられて上昇した。

また、ETF分野の世界最大手SPDR Gold Trustの
金保有高の増加も金相場の支援材料となった。

SPDR Gold Trustが
公表した17日までの金保有高は11.16トン増の
1,274.74トンとなった。

ただし、ドイツ連銀はこの日、
欧州中銀(ECB)が債券市場に
介入する計画をめぐって、あらためて批判的な姿勢を示した。

  

一方、欧州中銀は、
現在発表されていない決定を
論議することが誤解を招くとの見解を出し、
これで欧州中銀が国債買い入れプログラムに
関する議論をストップさせようと望んでいる。

このニュースを受け、
投資家の楽観的な見方が後退し、
金価格の値上げ幅が抑制された。


 欧州債務危機に対する悲観的な
見方が広がっていることで、
ユーロ圏ないし世界経済の先行きに対する懸念が増し、
20日の銅先物は下落した。

中国は世界最大の銅消費国であり、
中国が経済刺激策を打ち出すと
銅需要が増加することから、
中国が追加刺激策を実施するか否かは
銅価格に大きな影響を与える。

一部の投資家は、
中国政府が先週末に追加経済刺激策を
打ち出すと見込んでいたが、
結局中国が現行の金融政策を据え置き、
銅価格が圧迫された。



英国最大の油田バザード(Buzzard)が閉鎖され、
北海物の供給が不足するとみられることが
原油価格を後押ししたが、
ドイル連銀が欧州中銀の国債買い入れプログラムに
改めて反対したことから、
欧州債務危機への懸念が増大し、
原油価格が下落に転じた。


  調査会社プロファーマーが
米国の穀物栽培地帯を年次査察し、
大豆のポッド(予想平均値)が
昨年同時期と比較して少ないことから、
収穫の減少を懸念する報告書を発表したことに加え、
熱帯暴風雨ボラヴェンが
中国の穀物に悪影響を与える見通しを受け、
20日の大豆先物は大幅に上昇した。

コモディティ・ウェザー・グループ(Commodity Weather Group)は、天気予報モデルによると、
熱帯暴風雨ボラヴェンが来週中国に上陸し、
強風や洪水によるトウモロコシと
大豆の損害が最大20%になると見込んでいる。

一方、ロシアが小麦の収穫見通しを引き下げたことが、
米国の小麦先物価格を支援した。
干ばつに見舞われており、
ロシアの農業関連の調査会社ソブエコンは
最初の4,100万トンから3,900万トンに引き下げ、
以前は4,050-4,250万トンと予想していた。