11日、スポット金はアジア時間では穏やかに反発したが、
欧米時間では横ばい展開となった。

ファンダメンタルズ面のニュースでは、
米連邦準備理事会(FRB)が発表した
6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録から、
追加刺激策が必要と考えている委員が少数であるほか、
国債追加買い入れの選択肢にも興味がないことが見られる。

FRBのQE3(量的緩和第3弾)観測が後退し。


 また、スイス・ユニオン 銀行(UBS)は11日、
日本の6月景気ウオッチャー調査・現状判断DIが
2011年5月以来の低水準を記録したことから、
日本の景気回復が依然として力不足であることが示唆されたため、
日銀が今週の金融政策決定会合で追加緩和策を打ち出すと予測している。

もし日銀が新たな緩和金融政策を打ち出すと、金相場を支援するだろう。
その他、米国地質調査所(USGS)が11日発表したデータによると、
米4月の金鉱山生産高は17,400キロと、
前月比マイナス7%となったことが、金価格の支援材料となった。

  
 半面、世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・トラストは
7月10日までの金在庫が4.22トン減の1,271.24トンとなったことが、
金の買いが引続き減っていることを示し、
当日のスポット金を押し上げられなかった。


 
 11日、COMEX銅先物はアジア時間、
欧州時間では保ちあいながら反発したが、
ニューヨーク時間に入ると、価格が原油先物の上昇につられて急伸し、
当日の高値345.00ドルを打診した。

 その後、FRBが公表した6月のFOMC議事録から、
最近QE3を打ち出す可能性が非常に低いことが示されたため、
銅価格が若干反落した。



 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が
11日発表した週間石油在庫統計(6日まで)によると、
原油在庫は470万バレル減となり、
アナリスト予想の120万バレル減を大幅に上回ったことで、
当日のNYMEX原油先物は押し上げられて大幅に上昇した。