米国が発表した小売売上高が強い数字となったことで、
連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)へ
の期待が後退した。

 アジア時間、金価格が穏やかに上昇したが、
欧州時間に入ると、
ユーロ圏が公表した一連の経済データが強弱まちまち。

 ドイツが発表した第2四半期国内総生産(GDP)速報値は
前期比プラス0.3%と、市場予想のプラス0.1%を上回った。

 ユーロ圏の第2四半期GDP速報値は
前期比マイナス0.2%で、前年比マイナス0.4%となり、市場予想と一致した。

 ただし、ユーロ圏6月鉱工業生産は前月比0.6%減となり、
下落幅が市場予想を上回った。

 また、欧州経済センター(ZEW)が
発表した8月の独景気期待指数はマイナス25.5と
4ヶ月連続で悪化し、予想のマイナス18.0も下回り、
2012年初め以来の低水準を記録した。

 スポット金は当日の高値から緩やかに反落した。
欧州時間終盤、米商務省(DOC)が発表した
7月の小売売上高は前月比0.8%増と、
市場予想の0.3%増を大幅に超えた。
同時に発表された米7月小売売上高・除自動車は
前月比0.8%増と、市場予想の0.4%増を上回った。
両指標の増加幅はともに2月以来の大きさを記録した。

 強い小売データを受け、
今後は消費主導で米国の経済成長が加速するとの期待が高まり、
QE3観測が後退した。
 米小売データが公表された後、
金価格が当日の安値1,590.9ドルまで急落し、
その後一時1,600ドル関門の上方まで反発した。
 
  
 14日、予想を上回る
独第2四半期のGDPデータを受けた銅先物は一時上昇したが、
その後に発表されたユーロ圏の
6月鉱工業生産と独8月ZEW景況感調査が弱い内容となったことから、
ユーロ圏経済の先行き、
及び銅の需要見通しへの懸念が再度誘発された。
銅価格が保ちあいながら下落し、
この前の上げ幅を全部吐出した。


 強い独第2四半期のGDPデータと
米7月小売売上高を受け、14日の原油先物は上昇した。
中東地域の地政学的リスクが依然として高いことも、
原油価格を後押しした。

計算値では、銅は、638になっています。
もしかしたら、明日にでも640に改定があるかも
しれませんね・・・。