6日のスポット金は下落トレンドに入った。
欧州時間終盤頃、
米国が発表した6月の非農業部門雇用者数の結果を受け、
スポット金は一時変動幅を拡大したが、最終的には売りに傾いた。

ファンダメンタルズ面のニュースでは、
米労働省が6日発表した6月の雇用データによると、
非農業部門雇用者数は前月比8.0万人増にとどまり、
予想の9.6万人増を下回った。
同時に、5月の結果が6.9万人増から7.7万人増に上方修正された。

 一方、米6月の失業率は8.2%で前月から横ばいとなった。
6月の非農業部門雇用者数は伸びが予想を下回ったが、
5月より改善したことで、
米連邦準備理事会(FRB)の
量的緩和第3弾(QE3)観測が誘発されなかった。

弱い経済データに加え、
追加緩和観測も弱まっていることから、リスク資産が全面安となった。

投資家の間に、世界経済がデフレになる懸念が強まっていることで、
金価格もリスク資産につられて下落した。



 米国が6日公表した6月の非農業部門雇用者数は
雇用の伸びが予想を下回ったが、
前回を上回ったことで、
FRBがQE3を打ち出す必要性が薄れているほか、
米労働市場の回復が依然として鈍化していることも示された。

また、この前発表されたデータによると、
世界製造業が後退しており、
中国の経済成長も鈍化しているほか、
欧州債務危機も悪化し続けていることから、
市場では世界経済の先行きに対する悲観的な見方が広がっている中、
銅価格は長期的に圧迫されるだろう。

  

NYMEX原油先物は6日持ち合いながら下落した。
米国の6月非農業部門雇用者数が発表された後、
原油価格は下げ足が速まり、
最後短い上下ヒゲを伴う「大陰線」で引けた。

また、米6月非農業部門雇用者数が予想を下回ったことが、
世界の景気回復鈍化に対する懸念を深め、
原油相場の圧迫材料となった。