6日のスポット金はいったん上昇した後に下落し、最終的には小幅高となった。
アジア時間からニューヨーク時間序盤にかけて、
ドル安や欧州債務危機への懸念がやや緩和した.


 ニューヨーク時間午後には、
米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、
米国経済は4月初から5月末までに穏やかに成長し、
大部分の地域で製造業は拡大し、
賃金とインフレの上昇圧力は全般的に抑制され、
エネルギー価格の下落で製造・小売業のコストは
低下したことが明らかにされた。

予想外に米景気見通しに対して楽観的な見通しが示され、
米連邦準備理事会(FRB)の
量的緩和第3弾(QE3)への見通しが後退したため、
リスク回避ムードの弱まりやドルの反発を受ける。

 

 米景気回復鈍化への懸念が緩和したことに加え、
欧州は更なる景気刺激策を打ち出すとの
観測が強まっていることから、
リスク選好ムードが改善した中、
COMEXの銅先物相場は大幅に上昇した。

 

 債務危機拡大を阻止する為に、
ユーロ圏は更なる措置を講じるとの見通しに加え、
米地区連銀経済報告(ベージュブック)で
景気見通しに対して楽観的な見方が示されたことから、
需要減退懸念が緩和し、
リスク選好ムードが改善した中、
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で
原油先物相場は3取引日連続で反発した。

 欧州委員会はEU加盟国の銀行が経営危機に
陥った場合の破綻処理などの新たな枠組みを各国に提案した。

新提案でEU27加盟国の銀行連合計画草案を提出し、
銀行に問題が生じた際、効果的な措置をタイムリーに講じる為に、
国家権力を一段と強化する予定である。


 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は
金融政策決定会合後の記者会見で、
固定金利で無制限の流動性供給を継続し、
更なる危機対応策を講じるように
各国政府に圧力をかけるとの考えを示した。
原油在庫の発表も原油相場を支援した。
米エネルギー情報局(EIA)は先週の原油在庫は
11.1万バレル減少し、10ヶ月連続した増加を終えたと発表した。