日米欧7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁が日本時間の5日夜に、
欧州債務危機や世界的な市場の動揺をめぐり、
緊急の電話協議を開くことが明らかになった。

これを受け、リスク回避ムードがやや緩和した。

欧州連合(EU)欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)は4日、
欧州安定メカニズム(ESM)による直接的な
銀行資本増強の可能性を欧州委として検討してきたことを明らかにした。


 押し目買いに支援され、COMEXの銅先物相場は逆転し、
4取引日ぶりに上昇して引けた。

米雇用統計の弱さにより、銅需要減退への懸念が強まったため、
1日の銅相場は圧迫され大幅に下落した。
4日寄り付き後、銅相場は1日の下落の流れを引き継ぎ、
続落し、一時323.65セントの年初来安値を記録した。

アジア時間終盤に押し目買いが入ったほか、
リスク回避ムードの緩和を受け、銅相場は大幅に反発し、
ニューヨーク時間終盤には330.00セントの上方で持ち直した。
 

 欧州債務危機の拡大の勢いが抑制されるとの期待感が強まっている中、
リスクセンチメントがやや改善したほか、
大幅安による押し目買いが入ったことで、
4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で
原油先物相場は4取引日連続した陰線引けに終止符を打ち、上昇して終了した。

  
 ヘルマン・ファン・ロンパウ欧州理事会常任議長は同日、
ユーロ圏の経済統合計画について、
内容に盛り込む要素や達成方法で6月の首脳会議の前に合意し、
年末までにまとめたいとの意向を示した。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は
ギリシャのユーロ圏離脱の確率や影響を分析し、
他の諸国に波及する影響は想像するほど大きくないとの考えを示した。

これらを受け、欧州債務危機拡大をめぐる懸念が和らぎ、
リスク資産は支援され反発した。
当日のNYMEX原油先物7月限は前日比0.80ドル(0.96%)高の
83.95ドルで取引を終了した。