「IMFショック後、
欧州債務懸念
米のリセッション懸念の高まりで3日連続の
手仕舞い売りで全メタルが年初来の安値を更新した。


一時的に中国の8月の銅輸入が前月比21%増の23万5509トンと
急増したことがはやされたが
欧州問題、米のリセッション懸念、
さらに米株安で売りが売りを呼ぶ展開となり
年初来の安値を更新した。


FRBは21日のFOMC(連邦公開市場委員会)で
保有する米国債の年限を長期化する
「ツイストオペ」を導入すると決めたが、
市場では織り込み済みだったとし、
むしろ材料出尽くし感、FRBの手詰まり感から売りに傾いた。



ニッケル相場はさらに下げ含み予想。
1月の29000ドルから21000ドル、
さらに20,000ドル大台割れへと向かっているニッケル。

2012年はすでにニッケルの余剰感がはやされており、
先取りで相場は下落する可能性大。

いまや純ニッケルの最大のコンペチターである
中国のニッケル銑鉄が今年は昨年の20万トン(NI純分)
から30万トンに達する見通し。

ニッケル銑鉄は現在のところ純ニッケルよりも
安価だとして重宝されているが、
現在のニッケル銑鉄の生産コストといわれている
2万ドルを割り込むかどうかがポイント。

中国勢が来年からはじまるニッケルETFの準備で
現物ニッケルを買い続けていることは下支え材料。
一説には2万ドルを割り込んだときに中国の買いが勢いづくとも囁かれている。




21日の米株は大幅反落。
米FRBの政策手詰まり感、材料出尽くし感で手仕舞い売り拡大。
格付け会社ムーディーズが米銀大手のバンカメを格下げで金融株大幅安。



原油、反落、米統計で予想外の原油在庫急減を受け急反発したが
米銀の格付けを引き下げたこと、
世界経済の減速懸念、FOMCで政策金利が据え置かれたこともあり下げ幅を広げた。



金銀は横ばい圏内。
期待されたFOMCでの金利調整は見送られたことで失望感漂った。」