「イタリア国債の格下げに始まり
8月の米住宅着工件数の前月比5%減 でセンチメントが悪化
さらにIMF(国際通貨基金)が
2012年の世界成長見通しを4.5%から4%に下方修正したこと
米の実質ゼロ成長が失望売りとなり、アルミ、カッパーは年初来安値更新。



IMFは欧米経済が景気後退循環の
「失われた10年」のサイクルに入ったことを警告。
新しい不況の局面を迎えていることを認識。

IMFの事実を直視したマクロ経済の現実が
先行き状況を悲観的にさせリスク回避の売りが広がる。

ICSG(国際銅研究会)
今年前半(1-6月)の世界銅需給は13万トンの供給不足だったと発表。
同期間の需要は975万トン、生産は962万トン(前年比2.5%増) 。

ドイチェ銀行は2011年平均の銅価格を
前回予想の9800ドルから9100ドルに下方修正。
さらに2012年の見通しも当初の10,900ドルから9400ドルとIMFに倣って下方修正。
「下方修正」が時代のキーワードになりそうだ。

8月の世界鉄鋼生産は前年同月比9.8%増の1億1300万トンとWSAが 発表。
中国は同13.8%増の5880万トン
日本は2.7%減の890万トン、世界の粗鋼設備稼働率は
前年同月比3.5%upの77.5%。1-8月の世界粗鋼生産は
前年同期比8.3%増の10億1000万トン。




原油反発。
目新しい材料はなかった がドル安、株高でにわかに上昇。
IMFの成長見通し下方修正とは反対に欧米株価が上昇した矛盾にひかれた格好。



金銀ともに急反発。
イタリア国債の格下げでマネーが金に流入、ドル安
株高、米金融緩和期待を支柱とし買われた。
IMFの下方修正も上昇エネルギーとなった。




20日の米株は小幅反発。
ギリシャへの金融支援が決まるとの期待的観測
米FRBが追加の金融緩和に踏み切るとの
「期待」が超小幅の7ドル高となった。

FRBの金融緩和観測から一時は150ドル以上の上げもみられたが
IMFショックが急速にセンチメントを冷却。」