「米金融緩和期待、世界の株価上昇と状況好転し地合い一転強含み。
米製造業受注指数が前月比2.4%上昇と事前予想を上回ったこともありかつ
インドネシアGrasberg鉱山でくすぶる
再度のスト懸念も加わりカッパー中心にメタル続伸した。

世界の株価上昇もリスク許容度を高め
メタルへマネーが流れこみ易い状況を作っている。
次のポイントは米雇用統計が発表される金曜日。



チリは7月の大規模ストで銅供出量が減少。
インドネシアGrasberg鉱山(米FreeportMcmoran)は
賃金契約更新を前にして再びスト懸念高まっており、
銅相場はしばらくGrasbergのスト懸念がサポートするか。



ゴールドマンサックスは2大鉱山のストにより今年の予想されていた
銅生産量の8%は損失するだろう、とコメント。
中国人トレーダーによるアービトレージ(さや取り売買)も
LME銅価格を押し上げる一因となっている。

明日発表される中国の製造業データも注目。
ここで良い数値が発表されるとカッパー相場のさらなるジャンプアップが期待できる。




原油反落。
米エネルギー情報局の週間石油統計で
原油在庫が急増していたことが相場を圧迫。
その後米株価の上昇で相殺され、結果的に小幅な下げにとどまった。



金銀は小幅続伸。
金は世界の株価上昇による安全逃避買いの解消で圧迫され
また月末の利食い売りもありその後のファンド買いで相殺され小幅上伸となった。



31日の米株は4日続伸。
4週間ぶりの高値。
なぜか市場予想を上回る米経済指標が相次ぎ景気減速懸念が和らいでいる。

民間雇用調査会社ADPが発表した8月の雇用統計は予想の範囲内とされ
雇用情勢への懸念は高まらず。

8月のシカゴ購買部協会景気指数も予想ほど悪化せず
7月の製造業受注は予想以上に増加と
ひと月前の経済不安は霧消したかのように状況は改善されている。
米景気の先行き不透明感もすっかり薄らぎ、投資家心理も改善されている。
現時点では。」