「米国債の格下げに起因した景気後退懸念
株価急落
世界的な経済不安がリスク資産からの資金撤退を促し
あらゆる市場で狼狽売りが広がった。

 LMEメタルも前場、後場で大幅続落。
久々の急落でなお投資マインド冷える。

金のみが急騰という異常な状態に。


アルミ前週末比25ドル安の2405ドル
後場続落で2356ドルへ、

銅は151ドル安の9039ドル
後場続落で9000ドルを割り込み8821ドルは今年5月以来の安値
NY銅もポンド当たり15.55セント安の396.15セントで5月以来の400セント割れ。

鉛74ドル安の2345ドル、後場続落で2284ドルで2300ドル割れ

ニッケル790ドル下げの22,300ドル
後場もさらに640ドル下げで21,660ドルと6月中旬以来の今年最安値圏まで暴落!

ニッケル以上の暴落を喫したのはスズ。
955ドル下げの23,775ドルから後場はさらに1000ドル下げで22,775ドル

亜鉛も暴落。前場が112ドル安の2148ドル
後場にまた124ドルDownと破壊的な下げで2024ドルへ。


嵐のような手仕舞い売りが各メタルの相場水準を大幅に低下さす。




アルミは生産国
中国での電力供給がひっ迫するとの見方
在庫の減少があったが売りの勢いが強くまったくプラス材料にならず。
米景気というよりも世界の景気に対する不透明感が資金の引き上げに直結した。

この日の下落率ナンバーワンは亜鉛で7.5%の暴落、ついでスズの7.4%、鉛の6.6%、ニッケルの5.6%、カッパーは2.9%の下落率。株、ユーロともにコモディティーは急落した。


しかしSucdenファイナンシャルのシニアアナリスト、ブレンダ氏は「銅のような基本的にタイトな需給のものは下げは限定的」というが、メリルリンチのアナリストは「景気後退とともに需要も減少するため」相場は相応に下落していく、と現実的な見方。JPモルガンのアナリストも、商品市場はしばらく弱含みで推移する、とみている。




原油、急反落。
前週末比5.57ドル安の81.31ドル。
米国債の格下げ世界の株安連鎖、景気先行き不透明感
需要減少懸念でリスク回避の売りが続き昨年11月17日以来の安値に沈んだ。



8日の米株は大幅反落。
前週末比634.76ドル安の10809.85ドルと2010年10月4日以来、
約10カ月ぶりに低水準。下落幅は2008年12月1日以来の暴落。

米国債の格下げ、欧州財政不安の再燃で投資家心理が悪化。
いまさらながら米景気の「2番底」懸念もくすぶっている。




NY金銀急騰。
特に金は安全逃避の金買いが殺到し
前週末比61.4ドル高の1710ドルと驚異的な上げ幅で史上最高値を大幅に更新。
米国債格下げ、景気後退懸念他、あらゆる金融市場への不安感が金買いを促した。
銀は金急騰をはやし1.18ドル高の39.374ドル。




また、金とプラチナ価格が急接近。2008年12月以来の値差に縮まる。JPモルガンは金は年末までに2500ドルまで上昇と予想を改め、前回見通しの1800ドルから39%引き上げた。中央銀行の保有金買い増しが進んでいることで金の後方支援材料は多々あり、JPモルガンの破天荒な予想もあながち外れない可能性も・・・・。」