こんにちは! めぐぞーです!


今日は松井秀喜選手の登場です。


 「テレビ、新聞、ラジオ、あらゆる媒体の記者がぴったりと張り付いて取材する最後の対象選手」。今季から米大リーグ、エンゼルスでプレーする松井秀喜外野手について、メディア関係者はこう口をそろえる。松井ほど日本中の注目を集めるスポーツ選手はいないということだが、その効果たるや開幕1試合のテレビ報道だけで15億円という驚くべき数字もはじき出された。記者は産経新聞の大リーグ担当として、4月5日(日本時間6日)からエンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムの開幕カード4試合を取材して、そのことを実感した。(田中充)

 

 エンゼルスタジアムのバックネット裏にある記者席では、米国のメディア以上に日本メディアの席が目立った。取材に協力的なエンゼルスの広報担当のはからいもあり、開幕カードだけの取材申請だった産経新聞にも席が割り当てられた。

 球団によると、テレビ、スポーツ紙、一般紙、雑誌などに寄稿するフリーの記者、現地の日系メディアを合わせ、開幕戦の取材には、日本メディア関係だけで104人もの申し込みがあったという。

 地元でチーム全体を取材する米メディアの記者が20人ほどだから、松井に対する日本メディアの取材熱の高さは歴然としている。テレビ局のキャスターの仕事と開幕2戦目の始球式のため、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト、高橋尚子さんの姿もあった。

 開幕戦では、松井の移籍第1号本塁打が飛び出したこともあり、各メディアがこぞって大々的に伝えた。

 テレビ放送の内容調査・効果測定を行う「ニホンモニター」(東京都港区)が試合結果を最初に報道されてから24時間以内のテレビ報道調査をまとめた結果によると、日本テレビとTBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の東京地区オンエア分で1時間32分あった。同期間中のスポーツ関連報道全体の16%を占め、CMのスポット料金に換算すると15億円に相当したという。

 ハイライトは八回の第4打席に放った本塁打で、当日から翌日にかけてニュースなどで何度も映像が繰り返された。

 この恩恵を受けたのが、本塁打が飛び込んだ右中間スタント最前列の真下に広告看板を掲出していたOA・電子機器メーカー「コニカミノルタ」で、看板がテレビ放映で計2分19秒映っており最小限に見積もっても3200万円相当の広告料に相当したという。

 ニホンモニターは「開幕戦の活躍だけでスポンサーシップ効果をこれだけ示すことができるのも、松井選手ならではといったところ。今シーズンの活躍によって、さらに期待できる結果となった」とコメントする。

 今や日本人メジャーリーガーが珍しくなくなり、不況の影響もあって報道各社は経費の削減などで一人の選手に記者を張り付かせて取材できない状況になっている。移籍当初は大フィーバーを起こした松坂やイチローですら例外ではない。

 松井の場合は野手ということもあり、基本的には毎試合出場するため、紙面に登場する頻度が多いことと、高校時代から人気選手で巨人の4番だったことなどで、こうした取材体制が敷かれている。だが、将来大リーグに行く可能性がある松井以上のスター野手は日本球界に不在で、この先はこれだけの取材陣が常に帯同する現象はおそらくないだろうというのが、大方の見方だ。

 それだけの選手でありながら、松井はそれぞれの記者の質問にしっかりと丁寧に受け答えする。大リーグの選手の取材は原則的に、試合前と試合後に記者に開放されるクラブハウス内で行われる。松井の場合は、多くの日本メディアが群がるおそれがあるため、松井のロッカーの前とクラブハウスの出入り口周辺に列をつくり、一人ずつ交代で個別に取材にいくことが約束事になっている。

 同じ質問が重なることもあるだろうが、松井は時間が許す限り、取材に応じる。春季キャンプなどに行かず、開幕前のオープン戦3試合とツインズとの開幕カード4試合だけの取材となった私は、基本的な情報なども本人に確認する必要があったが、松井はその一つひとつの取材に応じてくれた。また、打てない日でも試合後にはほぼ必ず日本メディア向けの囲み取材の場が設定される。

 個別のサイン入りグッズのプレゼントやインタビューの企画には、開幕前日まで時間を割いて応じていた。前日に予定を入れなければさばききれないほどの取材依頼があったというほうが正確かもしれない。

 そうした真摯(しんし)な対応が多くのメディア露出をうみ、新しいファンを作りだし、やがて大きな効果へとつながっていく-。松井の存在の大きさを痛感した10日間の海外出張だった。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100501-00000526-san-base


===============================================================

WBCの活躍の印象から、また9年連続200本安打
などの記録更新から、どうしてもメジャーの日本人選手
というと、イチローが最初に出てきてしまいますが、
久々に松井秀喜が存在価値を見せつけてくれました。



めぐぞーは大のジャイアンツファンで、松井がヤンキース
に行くと宣言したときは、大変心配しました。



何に心配したのでしょう?



松井秀喜はメジャーで通用するのか?
日本と同じようにホームランを量産できるのか?



それと、わがジャイアンツは不動の4番打者が抜けて
優勝できるのか?(苦笑)



松井はメジャーに行って、向こうの投手が投げるカットボール
(手元で微妙に変化するボール。当時の日本ではほとんど
投げる投手はいなかった。)に手を焼き、苦慮した上、
ホームランを狙うことをやめて、メジャーベースボールに
対応しました。



その後の活躍は皆さんご存知のとおりで、昨年のヤンキース
ラストイヤーでワールドシリーズ姓は、MVPのおまけつき
でした。



今回の記事では松井の報道陣に対する真摯な対応を賞賛して
います。いかにも律儀な松井秀喜らしいエピソードであります。




それにしても広告効果を金額に換算すると凄い数字になりますが、
そもそもの基準はどこにあるのでしょうね?



テレビに社名が2分と少し映ったから、3200万円の広告料を
払ったと同じと言われてもピンときませんね…



松井だけではなく、他の日本人選手にもがんばって欲しいです。
松坂、休養はもう終わりだよ!




松井秀喜のリハビリ125日“戦争”





エンゼルスのユニフォーム【子供用】