デアゴスティーニ商法が行動経済学的に凄すぎる 起業... | ネットショップ運営に役立つ記事まとめ

デアゴスティーニ商法が行動経済学的に凄すぎる 起業...

※リンク先記事からの抜粋です

(引用)

埋没費用について、デアゴスティーニを例えとして説明してみよう。

シリーズを10号まで購読したとして、1冊平均1000円として1万円をつぎ込んだとする。

ただ、まあ冷静になって考えてみると、その10冊合計の価値は3000円しかないと感じ、このシリーズはイマイチだなと判断したとする。それでも、この埋没費用を含めて考えてしまい、その10冊分には「支払った1万円分の価値」があるという錯誤をしてしまう人は多いと思う。

特にパーツ付きで全巻で完成というタイプのシリーズだと、本来はこの時点で既に7000円の損が確定していることには気づかず、「埋没費用の錯誤」をしてしまい、ここで止めると1万円を損すると考えてしまい、ずるずると続けてしまうという話だ。

でも合理的に考えれば、「止める」という新たなアクションをすることで、本当に損をする(無駄になる)のは、手元のパーツの現在価値である3000円分だけだ。

この「埋没費用の錯誤」による継続という要素も、デアゴスティーニのビジネスモデルを考える上では、結構大きいのではないかなと思う。




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