FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -186ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

先々週発表の米雇用統計とは裏腹に、
先週報じられた米小売売上高の落ち込みぶりが、
米国経済のV字回復は簡単ではないことを浮き彫りにさせた。


先週は夏休み特有の動きの激しいマーケットであった。
日本勢がお盆休みであり為替取引ボリュームの減少も
この動きに拍車をかけたと思われる。


今週の米ドル円は再び高値トライというよりも、横ばいもしくは、
下落方向へのバイアスが強くなりそうだ。


日足チャートを見ると、好調な米雇用統計でいったん
下落トレンドに終止符を打ったかに見えたが、
勢いは続かず反転し、再び以前の下落トレンドに戻っている様相。
全体として上値は重そうだ。
14日欧米の外国為替市場は、米ドル円・クロス円各通貨は軟調な展開。

週末に絡むポジション調整や、8月ミシガン大消費者信頼感指数(予想:69.0、結果:63.2)の
悪化を嫌気した株安等から円の買い戻しが進んだ。

なかでも、高値警戒感の強かった豪ドル円の下落が目立ち、一時78.40円付近まで、
本日高値からは2円以上水準を落とす場面も。
今週の安値(77.85円)の更新には至らなかったが、大台の80.00円を大きく割り込んで
今週の取引を終えているだけに、利食い売りが殺到、週明けの東京市場も
調整地合いが続きそうだ。

7月安値と8月高値の半値押しに当たる76.40円付近が、
短期的な下値の目処として意識されるだろう。

米ドル円は94円台後半で取引終了。
こちらも節目の水準である95.00を割り込みテクニカル的な地合いは弱い。
7月安値と8月高値の半値押しの水準(94.70円付近)を明確に下回ると、
下落に拍車が掛かることが考えられるため、同水準における攻防に注目。