【レトロゲ】 今日って人類最後の日だったんだーへー | コマンタレヴの懐古蟲

コマンタレヴの懐古蟲

かつて新しいもの好きだった私が、そのスピードについて行けず、
「あれは良かった、これは良かった」などと過去を美化し始めた…。

そんなオッサンの物語。

何やらニュースなどで、マヤ文明が告げる

人類の終末だとかなんだとか、見かけました。


ニュースでとりあげるかねしかし。


この世の中には「オーパーツ」のような謎なモノが沢山あって、

なぜその時代にそんなモノが存在できたのか?とかって

とても面白く、私の大好物な話ではあります。


とはいえ、あんまり根拠もないような事と結び付けられると

チープに見えてしまう。


マヤに限らず古代の人達は

大抵「永遠」に思想を寄せているように思う。なのに、

現代人はなんでそんなに「終末」が好きなんだか…。


で、話は変わるようで

大して変わらないが。


マヤ文明と聞いてすぐに思い浮かぶのがコチラ。



コマンタレヴの懐古蟲

日本ファルコムの太陽の神殿ですね!



コマンタレヴの懐古蟲

このゲームは実際にある遺跡「チチェン・イツァー」を舞台に

かつて神官が神々に会うために使用したといわれる

「太陽の鍵」を手に入れる事にあります。


そのためには、遺跡をくまなく調べ、仕掛けを見つけ

使える物は何でも使う精神で、

謎を解いていくAVGです。


ただコマンドを選択していくだけでなく、

時間経過によって進む事もあり、日時計でそれを調べるなど

とてもこのゲームの雰囲気にも合っていていいと思います。


とは言え、特にヒントらしいヒントもなく

その行動が正しいのか間違っているのかわからない、

という箇所がいくつもあります。


先に進む事で、行き詰って初めて

「あ~あれがダメだったんだ~」と気付かされるのです。


いつでもSAVEは出来るものの、そもそも間違った状態で

SAVEしてしまってはやり直しがきかず、

また初めからやり直す事もしばしば…。


だいたいこのゲーム何が怖いって

GAME OVERが無いというところです。


(ファミコンなどの移植作品にはあります)


自分で「これはダメだな」と気付かないと、

延々と遺跡を回る事になるのです…。




コマンタレヴの懐古蟲

私は最後の最後にあと一歩、地下通路から出れば終わる!

っていう時に、その出口がまったく予想外な場所に繋がっていて

一度使ったアイテムも外して再び持ち歩くようにしていたため、

(どこで何が必要になるか分からないし)

出口が閉じていて出られず、最初からやり直した記憶があります。


しかし、決して理不尽ではないので素直に

「やられた!」と思いました。


かなり放置感の高いゲームですが、

決してクソゲーではなく、しっかりと出来ていると思います。


明確なGAME OVER(終末)なんていらんのです。