【第四 大礼篇】
文王が呂尚にたずねました。
文王「君臣の礼はどうあるべきか」
呂尚「万民に君臨するのが君主、上の命令に従うのが臣下です。ただし、君主は君臨しても臣下を遠ざけるようなことをしてはなりません。臣下は命令に従っても隠し立てはなりません。君主はあまねく恩恵を施し、臣下はそれぞれに職分を守るものです」
文王「では、君主として心構えについてはどうか」
呂尚「ゆったりと構えて動かない。柔軟に対応しながら筋を通し、与えることを心がけて人と争わない。虚心になって公平を常とし、つねに正道をもって万民に臨むことです」
文王「では、進言を聞くときの心構えについてはどうか」
呂尚「みだりに聞き入れず、頭から拒否しないようにします。君主の心はつねに平静で、臣下からはうかがい知ることができないものです」
文王「では、明知であるためにはどうすればよいか」
呂尚「目はよく見え、耳はよく聞き取り、心はよく察することが大切です。この3つのことを心がければ、明知を発揮してなにごとも見通すことができるようになります」
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なるほど。現代の上司と部下の関係そのままと思います。
上司は、細かいことにいちいち反応せず、どっしりと構える必要がある。部下から提案・意見を聞くときは、まず聞くことが重要。
その聞いた中で適切な判断を下すには、よく見て、よく聞くことはもちろん、相手の心も察する必要がある
ということかな?
んー、余分な説明はなく、あっさりとした文章やから、簡単そうで難しい。
反面、すっとわかるところはこれ以上簡単なものはない
自分は、部下の話を最後まで聞くことなくこっちの意見を話始めたり、
自分の意見をごり押ししている時があると思う。
部下と話すときは相手の心も察してはなす・・。これはやってなかったかも。
そうやな。上司と話すときって基本、プレッシャーがあるもんやろな?
上司になってくると、部下の気持ちがわからんようになってくる。
同様に部下も上司の気持ちはわからんと思うし。
でも、そこをわからんから無理って感じで、終わらせたくないな。
どっしりと心を落ち着かせ、びっくりすることがあっても敏感に反応することなく、
同時に部下の心境を見る努力をしていくようにしよう。
世の中何でもそうやけども、わかってるようでわかってないなー。