「フィール・ソー・グッド」や「サンチェスの子供たち」などで有名なチャック・マンジョーネ(1940年~)は、イーストマン音楽大学卒のアメリカのトランペット、フリューゲルホルン奏者、作曲家だ。過去にはアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズにも所属していたことがある実力派だ。30年以上前に、僕にビリー・ジョエルの「素顔のままで」をテープに録音してくれた友人が、チャック・マンジョーネの曲も録音してくれた。しかし僕はそのテープを紛失してしまい、また曲名も覚えていなかった。いい曲で、今日まで頭から離れることがなかった。しかし最近になって、それが「MAIN SQUEEZE」というアルバムの2曲目の「IF YOU KNOW ME ANY LONGER THAN TOMORROW(1976年)」という曲だとわかった。久しぶりに聞いた時は嬉しかった。この曲はフージョン・ナンバーだが、アンサンブルよりもソロに重点を置いていて聞きごたえがある。サウンド的にはギラギラしてなく、個々の楽器の自然な音が聞けシンプルな仕上がりになっている。この曲を聞いていると「満天の星空の下にたたずんでいる」という気がしてくる。