クール・ジャズは、モダン・ジャズのサブジャンルで、ビバップの反動として1940年代後半に生まれた、白人寄りの傾向を持つジャズのジャンルだ。陽気で奔放な演奏主体を持っていたビバップも、音楽的成熟のピークを経たのちには、命であったアドリブ(即興演奏)も単調になりがちになった。その反動から、奏法、展開などに抑制の効いたスタイルを持ち味とするクール・ジャズが生まれた。クール・ジャズはビバップに比べ、控えめなテクニック表現とリズムでクールにも聞こえたが、アンサンブル・サウンドやその楽器編成、音楽構成も重要視されていた。クール・ジャズは白人寄りのジャズでるが、創始者はマイルス・デイヴィスと言われ、彼のアルバム「クールの誕生(Birth of the Cool)」がその起源とされている。クール・ジャズの代表的なプレイヤーは、レニー・トリスターノ、リー・コニッツ、スタン・ゲッツ、ジェリー・マリガン、ギル・エバンス、ジョージ・シアリングなどだ(ウィキペディア)。