今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のメイン・テーマは、坂本龍一が作曲している。和と洋の印象がうまく調和していて、いい曲だと思う。坂本龍一は、1952年生まれのミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロヂューサー、ピアニスト、キーボーディストで、東京芸術大学の大学院修士課程を修了している。僕が坂本龍一の名前を初めて知ったのは、1978年に結成されたYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)時代だった。YMOでは、やはり1980年にリリースされた「ライディーン」が一番印象に残っている。 1979年には、アレンジを手掛けたサーカスのシングル「アメリカン・フィーリング」で、日本レコード大賞編曲賞を受賞している。1983年公開の大島渚監督の映画「「戦場のメリークリスマス」では音楽を担当。そして、これはビッグ・ニュースだが、1987年公開の(僕も劇場で見た)ベルナルド・ベルトルッチ監督、ジョン・ローン主演の「ラスト・エンペラー」では、音楽をデイヴィッド・バーン、コン・スーとともに担当し、アカデミー賞作曲賞を受賞した。その後1992年には、バルセロナ・オリンピック開会式のマスゲームの音楽を作曲(坂本のスケッチに基づく管弦楽編曲は作曲家鈴木行一が担当)、自らも会場でオーケストラを指揮した。