近年、ニコラウス・アーノンクール指揮のウィーン・フィルのコンサートに行った。正直、僕が聞きに行ったオーケストラのコンサートの中では、チケット代が一番高かった。またチケットを入手するのにも苦労をした。曲目は、モーツァルト作曲「交響曲第39番」とベートーベン作曲「交響曲第7番」で、アンコールは、ベートーベンの「第8番」の第2楽章だった。オーケストラのメンバーは、「ニューイヤー・コンサート」の放送や、日本公演の放送などでよく見かけたメンバーが揃っていた。モーツァルトの「第39番」は、さすがに「本場の」モーツァルトを聞かせてもらったという感じだった。この曲で演奏していた、放送でもよく見かけていた若き首席トランペット奏者の音は、よどみのない本当にいい音をしていた。このコンサートで少し残念だったのが、トロンボーンの音が聞けなかったことだ。