1969年の由紀さおりの「夜明けのスキャット」での再デビューは、当時センセーショナルだった。年が若く容姿も良く、声もきれいで、特に最初のファルセットの部分は、気持ち良く聞いていた。彼女は、お姉さんからの影響で、小さい時からクラシックの歌唱法を身に付け、若い時はジャズも経験したようだ。番組では、男性と女性とそれぞれデュエットをする場面もあったが、お姉さんとの長年のデュエットの経験から、人と息を合わせることを良く心得ているなと思った。また彼女は女優としての経験も豊富だし、自分の歌の世界に人を引き込むことができるのだろう。近年、年齢的に声の衰えは少し感じるが、何れにしても、日本の歌手(由紀さおり)が日本の歌を日本語で歌って、海外から絶賛されるのは、喜ばしいことだ。