チャイコフスキーの三大バレエ音楽のひとつである「くるみ割り人形」は、本当に夢のある魅力的な音楽だ。「序曲」、「行進曲(第1幕第1場)」、「アラビアの踊り」、「中国の踊り」、「ロシアの躍り」、「あし笛の躍り」、「花のワルツ」、「こんぺい糖の躍り」など僕の好きな曲を並べてみた。中でも「あし笛の躍り」のフルートの三重奏、「こんぺい糖の躍り」のチェレスタの音色は印象深い。また「花のワルツ」は、単独で演奏されることの多い名曲中の名曲だ。バレエ音楽に精通したチャイコフスキーの「ワルツ」は、交響曲や弦楽合奏曲などにも出てくるが、素晴らしいものが多いと思う。クラシックは肩ぐるしい音楽だというイメージを持つ人は多いと思うが、「くるみ割り人形」は、理屈抜きに大人から子供まで一緒に楽しめる音楽だと思う。