かつて、クレフ=ヴァーヴ・レコードを経営していたノーマン・グランツは、ジャズ界に復帰し、パブロ・レコードを設立した。そして、「サンタ・モニカ・シヴィック・オーディトリアム」でのこのライブ・アルバム(Jazz At The Santa Monica Civic‘72)が、レコーディングとしては第一作目となった。僕は、3枚組のLPレコードを持っている。SIDE/1は、カウント・ベイシー・オーケストラが、4曲演奏している。SIDE/2、SIDE/3、SIDE/4は、J.A.T.P.オール・スターズによるジャム・セションで、エリントンの「イン・ア・メロウ・トーン」から始まる。主なメンバーとしては、ロイ・エルドリッジ(tp)、ハリー・スィーツ・エディソン(tp)、スタン・ゲッツ(ts)、エディ・ロックジョー・デイヴィス(ts)、アル・グレイ(tb)、カウント・ベイシー(p)、レイ・ブラウン(b)、フレディー・グリーン(g)など。また、SIDE/4では、後半に、オスカー・ピーターソンーレイ・ブラウン・デュオがある。SIDE/5、ではエラ・フィッツジェラルドがカウント・ベイシー・オーケストラをバックに3曲歌い。その後トミー・フラナガン・トリオをバックに歌う。SIDE/6では、フィナーレとして、J.A.T.P.オール・スターズとエラ・フィッツジェラルドにより、エリントンの「C.ジャム・ブルース」の大ジャム・セッションがある。個人的には、カウント・ベイシー・オーケストラをバックにエラ・フィッツジェラルドが歌う、「Shiny Stockings」、「You`ve Got A Friend(キャロル・キング作)」、「What`s Goin` On(マーヴィン・ゲイ作)」が特に気に入っている。