今度こそチェコ・フィルが聞けるチャンスだった。おまけに指揮はチョン・ミョンフンで、曲目はドボルザークの「新世界交響曲」だ。これほどの組み合わはまたとない。「新世界」が好きな母と一緒に聞きに行く予定にしていた。しかし重要な仕事が入ってしまい、行けなかった。そこで、音楽の好きな母の友達に、僕のチケットを譲って聞きに行ってもらった。そうしたら、母の友達が、大変演奏に感動してくれたらしい。聞くところによると、自分の娘や友達にわざわざ電話をして、コンサートを聞いた感動を伝えたらしい。そこまで喜んでもらえると、チケットを譲った僕としても自分の事のように嬉しい。最近のチェコ・フィルは、昔ほど元気がないと思っていたのだが、実際、今回のコンサートは、どんなだったんだろうか。