この「ブルースエット」というアルバムの最初の曲である「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」は、マイナー・ブルースの曲で、このアルバムでテナー・サックスを吹いている「ベニー・ゴルソン」の作曲である。「べニー・ゴルソン」は、天才トランペッターの「クリフォード・ブラウン」の追悼曲である「アイ・リメンバー・クリフォード」の作曲者としても有名である。ハード・バップスタイルの「ベニー・ゴルソン」の演奏は、豪放磊落である。トロンボーンの「カーティス・フラー」は、J・J・ジョンソン以後現れた逸材の一人で、ハスキーな音色で、なめらかなフレージングをしている。「トミー・フラナガン」は、珠玉のタッチを持ったピアニストで、数々の一流プレイヤーと共演している。他には、べースの「ジミー・ギャリソン」、ドラムスの「アル・ヘアウッド」が参加している。「ブルースエット」は、名盤である。