アメリカ合衆国は、移民の国である。しかしその急速な発展は、目覚ましいものがあり、いつしか経済的にも文化的にも、ヨーロッパと肩を並べる大国となった。アメリカは、「自由の国」である。クラシック・ジャズ・ラテン(アメリカの)・ロックなどの「アメリカの音楽」もそれぞれ大きく開花した。ある意味で、アメリカは世界の音楽の中心となっていった。そのような音楽的土壌に、多種の才能を持った(クラシックの作曲家・指揮者・ピアニストとしても有名)一人の芸術家、レナード・バーンスタインが登場し、創作の一つとしてミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を作曲した。故にこの作品には、先ほど書いた「アメリカの音楽」がすべて詰まっている。振付家の名前は思い出せないが、この映画のもう一つの魅力である「ダンス」も当時の最先端のものであったに違いない。