「THIS TIME BY BASIE 」は、僕が、ジャズを始めて、直ぐに出会ったアルバムである(CD版は11曲目までがオリジナルで12曲目から16曲目までは、他のアルバムから引っ張ってきた物である)。クインシー・ジョーンズが当時のポピュラーな曲(「ムーンリヴァー」や「思い出のサンフランシスコ」など)をカウント・ベイシー楽団の為にアレンジしてできたアルバムである。ジャズの事を殆ど知らなかった僕は、「What Kind Of Fool Am I 」という曲の中でソロを演奏している、アルト・サックスの「マーシャル・ロイアル」とトロンボーンの「アービー・グリーン」を聞いて、「ジャズのプレイヤーにもこんなにうまい人がいるのか。」と驚いた。また楽団のアンサンブルも一級品だし、強烈なアクセントは胸に突き刺さった。このアルバムで僕は、「カルチャー・ショック」を受けてしまった。それ以来カウント・ベイシーのアルバムは、次々と聞いたし、カウント・ベイシーがまだ健在な頃のコンサートには3回は行っている。カウント・ベイシー亡き後、現在の「カウント・ベイシー楽団(バンド名がちゃんと残っている)」は、古くからのメンバーであったビル・フューズがリーダーを務めている(もうトロンボーンは吹かず指揮のみ)。先日も日本で、コンサートがあったので、出かけたのだが、懐かしい曲をたくさん聞くことができた。