チャイコフスキー作曲交響曲第五番「五番」は、以前は聞く機会が多かったが、最近はあまり聞かれなくなったように思う。「五番」は、それぞれの楽章に特色があると思う。第一楽章は、ロシアの大自然を想像させてくれる。第二楽章は、有名なホルンの美しいソロから始まるが、その後には、劇的な展開が待っていて、一つの物語を見ているようだ。第三楽章はチャイコフスキーが得意とするワルツで、信じられないほど、オーケストレーションの妙が際立っている。第四楽章のエンディングは、聞いている人すべてに勇気と、言い知れぬ解放感を与えてくれる。