水が湧き出し、小川と成り、それが集まってやがて大河と成ってゆく様が、これほどみごとにオーケストラで表現された曲は、ほかには無い。川をとりまく生き生きとした人々の暮らしや、時には美しく、また時には猛威となる自然も描写されている。チェコは内陸なのに、何故かこの曲の最後の部分に関しては、大河が海に出て、広々とした海に、やがて日が少しずつ傾きかけようとしていると言うイメージを僕は長く持っていたのである。