この夏の参議院選挙が公示されましたね。

先月末、在外投票用紙請求を出したんですが「ちゃんと届いたかな?すぐ投票用紙送ってくれるのかな?」「そもそもちゃんと家に届くかな?」とモヤモヤしています。

実は前回の国政選挙で投票用紙を請求した際、私の在外選挙人証と投票用紙が行方不明になり、結局投票できませんでした。

そして大使館経由で選挙人証を再発行してもらったその数か月後、どこを彷徨っていたのか在外選挙人証と投票用紙が配達されました。

そんな事があったのでドキドキ、ハラハラしているわけです。

まぁ、この期間を利用して候補者の名前や公約を調べて、賢く投票したいと思ってます。

 

さて、とある海外在住のトップブロガーさんが「投票に行きましょう」と呼びかけていました。その呼びかけには大いに賛成です。

そして「だれが(どの政党が)政治をしても同じではない」という意見にも大いに賛同します。

が、しかし、“憲法をいじる”→“改悪になる”という意見には「はぁ?(´゚д゚`)」です。

なんでそんな短絡的思考になるんでしょうねぇ。

しかも「戦争したら勝てると思っている政治家がいる」とも・・・。いやぁ、一体どこの週刊誌か三流記者の記事を鵜呑みにしてんだか?

 

そもそも憲法は聖書、仏典、コーランとは違います。所詮人間が作ったもので“聖なるもの”ではありません。どこぞの党が“憲法9条は神様の贈り物”なんて言ってたようですが、占領統治下の時代、法律家でもなんでもないど素人のアメリカ人十数名だかが短期間で作り、ほぼ強制的に押し付けた憲法です。しかも日本が敗戦したとはいえ、戦勝国が敗戦した国の憲法をいじることは国際法違法だそうで。

そんな経緯で作られた日本国憲法を国民投票を経ずに発布、施行してしまったわけでして。所謂無効な憲法だとご存じないようですね、このトップブロガーさんは。

ただね、本来無効とはいえ、70年改正せずに護ってきた=国民の賛同を得ているとみなしていいでしょう。

だからといってこのまま一言一句変えずに頑なに守るべきものでしょうか。

冷戦時代はそれで良かったんですが、現在日本を取り巻く状況をみると「いざという時にすぐ対処できる」ような対策が必要ですよね。

で、そのためには憲法改正は必然です。だって日本は法治国家だから、法整備をしっかりしとかないとね。

「でも、憲法9条のお陰で日本は平和で繁栄してきたんだから」と“でも”“だって”を繰り返す人に見ていただきたい。


漁民殺されて領土奪われました、どうにもなりません!
湾岸戦争で邦人が取り残されました、自衛隊機飛べません!
ペルー大使公邸で邦人人質になりました、助けに行けません!
北朝鮮拉致が発覚しました、助けられません!
アルジェリアで邦人が殺害されました、出動できません!
PKO活動で自衛隊を護衛していた外国部隊死傷しました、何もできません!
イスラム国に人質取られました、情報すら手に入りません!
 
何か起きるたびに、法律がない、どうしよう!を繰り返して数十年。
そのたびに政府は何をしている、情報収集がなってない、と大騒ぎ。
日本は法治国家なので根拠法がないと何もできない。
しかし何が起きようとも同じ口で憲法改正反対、情報機関の設置すら反対、
もちろん各国間で安全保障はじめとする重要情報を保護する特定秘密保護にも反対、
安保法制にも反対、とにかく反対、なんでも反対、でも平和にしろ、邦人守れ、
戦争防げとはどういう了見なのか。

 
都合の悪いことはみんなみんな忘れて9条のおかげで70年間平和でした、
その意味を考えろ?テメエこそ考えろよ

 

これは約4年前『あじあにゅーす2ちゃんねる【ネトウヨ発狂】SMAP仲居くんが安保賛成派に反論「日本人が70年戦争で死んでいない意味をかんがえるべき」』で見つけたコメントです。

 

日本は戦後70数年戦争していませんが、見捨ててきた邦人がいますよね。日本人を助けるために死傷した友好国の人たちを無視してきましたよね。このままでいいんですか?ということです。

本当は直視して、問題解決しなくてはならなかったのに棚上げしてきました。

一体いつまでそのツケをためるつもりですか?

何か甚大なことが起きて、その時日本人に被害でて、それから改正したって遅いんですよ。って、すでに、かなり遅いんですが・・・。

 

そして災害が起きるたびに粉骨砕身して救助などに当たる自衛隊をいつまでも「違憲状態」にしていて良いのでしょうか?

 

一体いつまで占領統治体制を引きづるつもりなのか?

戦後から半世紀以上経ってますよ。21世紀ですよ。令和ですよ。

世界で何が起きていて、日本にどのような影響があるか関心を持ちましょう。

 

日本と日本人を最優先にする政策を打ち出してくれる政治家や政党を選びたいと思います。

 

 


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