「大変だな汗面倒くさいな汗」と愚痴をこぼしながらも、一つ一つ片付けながらことを進めています。

 

先月中旬過ぎ、「さぁて、ブログに何か書こうか」と思いながら自宅で白髪染めをしていた時、夫を逮捕したガーダ(アイルランド語で警察)が訪ねきました。

あられもない姿をしていたんですが、話しがあるからと呼ばれ「ステートメントを作ってくれますか?」と訊ねられました。

ステートメント?声明とか書面とかいうことですが、頭の中はちょっとパニックで、しかも私が望めばこの件(夫が逮捕された事)をクローズすることもできる云々な話をされてモヤモヤsss

とにかくその場でわかったことは“無かった事にしたら夫の利になる=私には不利”になるということでした。で、しっかり理解できてないし、ガーダも即答しなくていいし、次の週末に来るので、その時までに決めて下さいとのことでした。

その週末・週明けはアイルランドの祝日セント・パトリックデーとその振替休日でロングウィーケンド。火曜日になり、速攻で私の担当弁護士に電話で訊ねようとしたものの、彼女は休暇中で翌週にならないと帰ってこないと言うじゃありませんか!のおぉ

ど、どうしようあたふたとまたパニックになりそうでしたが、ふとDVリソースセンターのスタッフに訊いてみるべ!と電話しました。

そしたら、要は夫が裁判所に出廷するにあたってガーダは私の目撃証言(調書?)が必要だということでした。ステートメント書いたら夫の利になるわけではないので、これは進んでガーダに協力すべきだと理解した次第です。

そして約束通りガーダが訪ねてきて、キッチンでステートメントを作成することに。

実はちょっとビビッていたんですよね。自筆でステートメントを書かなきゃならないのかな?って。でも、ガーダがさらさらっと聞き書きしてくれました。汗

そして改めて訊ねられました。夫の件を継続するか、不問にするか。もちろん継続で!記録に残して欲しい!と答えました。ガーダはすぐ了承してくれて、夫に弁護士をたてるよう伝えてくれました。

夫は心のどこかで3月7日夜の逮捕されたことが不問、不起訴になるのではと期待していたようで、ガーダが帰った後数日、私を無視しました。まぁ、私はラッキーとしか思いませんでしたがね。テヘ

 

さて、前進したかのように思っていたんですが、次は配偶者ビザでちょっと・・・

3月11日でビザが切れるし、2月中に市民権の申請をしようと思っていたんですが、パスポート原本を申請書に添えて送らないといけないし、申請書受理後、約2週間でパスポートが戻されるのがちょうど3月11日前後。市民権取得などをサポートしてくれるところがリスクを冒すべきじゃないと言うので2月下旬にビザ更新に行ったんですが・・・

5年前は更新当日にスタンプと外国人登録証(カード)を発行してくれたのに、今は三週間後に配偶者と取りに来なさいとのことでした。

「えーははーん 更新するのに夫と一緒に来るのも嫌なのに、受け取りも一緒なの?( ̄_ ̄)」とすかさず思いました。

で、弁護士と面会した時に「裁判所からの命令書があるんだから一緒にイミグレーションに行ったらダメよ!貴方一人で受け取れるように手紙書くから、それ持っていきなさい!」と言われ、弁護士からの手紙と裁判所の命令書を携えてスタンプと外国人登録証を受け取りに行きました。

そしたらイミグレーションから「なんで更新する時にそれ言わなかったの?」と睨まれ、「すみません汗知らなかったので・・・。本当にすみません。ブルブル」と言うしかありませんでした。

そして・・・「今回登録証は渡せません。INIS(アイリッシュ・ナチュラリゼーション&イミグレーション・サービス)に連絡するように」とINISの住所を渡されました。

パニックです。ムンクの叫び これは本当にパニックになりました。sei

だって、既にビザの期限が切れてるわけですから。いわば不法滞在しているわけで・・・どーん

頭の中は色んなものが駆け巡りました。

弁護士の言うことを無視して、夫と取りに行けばよかった・・・。

あぁ、そういえばここ(アイルランド)は未婚/既婚だけじゃなくて別居とか未亡人とか区分があるから、私も変わるんだ・・・。

いや、でも、日本人の私にわかるわけないじゃん。日本じゃ離婚成立するまで「既婚」なんだし・・・。あ、ここも法律上(戸籍というか書面上)はそうか・・・。

いずれにしても別居ってことになればイミグレーションに届け出ないといけなったから、それが早いか遅いかって話だよね。

って言うか、市民権申請するのに慌てすぎたかな・・・。

どうしよう?ビザ切れてるってことで強制送還とかないよね・・・。

いや、落ち着け。イミグレーションだって強制送還するぞなんて言ってないし、INISにコンタクト取れってだけだったじゃん。

・・・とまぁ、こんな事が自分の頭の中をぐるぐると駆け巡る中、DVリソースセンタースタッフから住宅サポートを市に申請する際に、ビザの事でNASC(アイリッシュ・イミグラント・サポートセンター)に連絡とるように言われたのを思い出し、すぐさまメールで助けを求めました。

運よく直ぐアポが取れて、手慣れた感じでサクッとINIS宛ての手紙を作成してくれました。

が、INISから返事がくるまで10日ほどかかりました。おどろき

で、INISに返信しなくてはならない書類に自分の出生証明書(戸籍記載証明)原本と英語で翻訳されたものというのがあり、市民権を申請するために揃えていたのでちょうど手元にあり、ちゃちゃっと返信できました。これぞ「怪我の功名」?フッ

ちなみにINISの返事を待っている10日間ほど、シングルペアレントのサポート申請を出したりもしたわけですが、やはり自分のビザが切れていることが引っかかりモヤモヤ、ヤキモキしました。ビザ更新の手続き中だと役所側も理解してくれたので、キャンセルされずにすみました。顔文字

 

まぁ、やる事やったらあとはドーンと構えるしかないんですがね。

だって、ねぇ、慌てたって仕方ないし、わからない事はDVリソースセンターや、イミグラント・サポートセンター、弁護士に訊ねたらいいんだと思うと結構楽天的になれるもんですね。

 

三歩進んで、二歩下がる・・・でも、確実に一歩は進んでるから良しとしなくてはいけませんね。ニコッ

 

さて、17日火曜日はいよいよ弁護士さんとDVリソースセンタースタッフ付き添いで家庭裁判所に赴きます。

今からちょっと緊張してますが、正直に、素直に、何があったかを述べてまいります。(`・ω・´)ドヤァ

 

 

 

※コーク市や近郊の方でビザや法律にことで訊ねたい、助けて欲しいという方はこちらに相談してみましょう。

NASC(The Irish Immigrant Support Centre)

Ferry Lane
off Dominic Street 
Cork 
Tel. 021 450 3462 
Email: info@nascireland.org

 

 

 


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