アイルランドの学校は、10月31日のハロウィンがある週は“ミッドターム・ブレーク”という秋休み(ハロウィン休み)になります。
そのため休み前の金曜日、ほとんどの小学校ではハロウィン・パーティーを催すので、その日の朝はかわいらしい魔女や妖精、ちょっと不気味なキラークラウン(ピエロ)を見かけました。
我が子が通う学校はゲーリック・フットボールの試合があったため、木曜日にハロウィン・パーティーがありました。
今年はダース・ベイダーになりきりでございます。
さて、毎週金曜日に英語クラスに行ってて、休憩時間にハロウィンの話になりました。
で、クラスメートの一人でナイジェリアから来ている女性がいて、そこのお子さんも息子と同じ学校に通っているんですが、彼女は子供にハロウィンの仮装はさせない、させられないと言っていました。
なんでもナイジェリアではいまだに魔術とか魔女とか信じている人がいるので、魔女やモンスターの格好はさせられないと。
いや、ここはアイルランドだし、ハロウィン発祥の地だし・・・
魔術とか魔女とか、21世紀の世の中なのに、なんて迷信深い・・・ と思ったものの、ナイジェリアではたま~に魔女の疑いをかけられて殺害されたとか、魔除け(?)に利くかなんかでアルビノの人の腕が切り落とされたとかのニュースを見るんですよね。
ただ、ナイジェリア出身の子でもドラキュラの仮装している子がいたので、ナイジェリア人皆がそうだとは一概に言えないようです。
たぶん地域性とか、各ご家庭の方針とかで違うんでしょうね。
さて、ハロウィン当日の夜コーク市ノースサイドからシティセンターにかけてこんなのが練り歩きます。
『ドラゴン・オブ・シャンドン』 毎年10月31日19:00からシャンドンのチャーチ・ストリートを出発して、ノースメイン・ストリート→キャッスル・ストリート→コーンマーケット・ストリートを約1時間半ほどかけてパレードします。
ナイジェリア人のクラスメートはこの光景をどう見るんだろう?