今“話題”の森友学園。
土地購入に関するニュースが主だっているようですが、一部議員、左巻きの人たちは園児に教育勅語を朗唱させることも問題視しています。
一般的な認識として「教育勅語」=軍国主義(軍事教育)を彷彿とさせるもの、それ故戦後廃止になった・・・そんな感じだと思います。私もそう思っていました、ほんの数年前まで。
でも、そのほんの数年前まで、教育勅語に何が書いてあるか知りませんでした。
中身をようと知らずに危険視していたわけです。
で、自分の忘備録として原文と現代語訳、十二の徳目を記載します。
【教育勅語】(原文)
(現代語訳)
私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。
そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。
国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や秩序を守ることは勿論のこと、国家に非常事態発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。
そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるだけでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。
このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。
- 父母ニ孝ニ (親に孝養を尽くしましょう)
- 兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
- 夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
- 朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
- 恭倹己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
- 博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
- 学ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
- 以テ智能ヲ啓発シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
- 徳器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
- 進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
- 常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ (法令を守り国の秩序に遵いましょう)
- 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)
↑至極当たり前のことが書いてありますよね。
初めて書いてある内容を読んだ時、「別に何も問題ないじゃない。むしろ繰り返し教えていかなぁいかんじゃないの」と思いました。
たぶん、左巻きの人は12番目の「国のために力を尽くし、皇国を支えましょう」=「軍国主義ガー」ってなるんでしょうね。
でもさ、日本国があってこその「日本人」ですから。
いや、なかには国はなくなっても人種として「日本人」が残ればいいじゃない、国のために戦うなんてナンセンスという左側の人もいますが、そんな方はチベット人やウイグル人に同じこと言えるんでしょうか?どんどん民族浄化が進んでて、彼らの言葉、習慣が否定され、漢人化が進んでいます。
そう、左側通行の人にとっては「日本人は頭の弱い、反抗心がない“羊の群れ”」の方が都合が良いのでしょう。賢くて、社会を発展させて、いざという時は団結して立ち向かってこられたら困るから。
バカたれが・・・。
そんな策略にいつまでも引っかかるほど、日本人はバカじゃぁござんせん。
ぼさーっとして、何の疑問も持たず、自称“クオリティペーパー”の朝日新聞やら、毎日新聞、リベラル気取りのテレビ局の情報を鵜呑みにしてたら、“家畜”に成り下がります。
「これって何だろう?」「何が問題?」「反対意見ってないの?」そんなところから物事を多角的に見て判断力をつけていかないといけませんね。
そして未来の日本をしょって立つ子供たちに、「日本人として受け継いでいってもらいたいもの」をしっかり伝えていきましょう。
《追記》
wu taitaiさんから頂いたコメントに「正統教育勅語or逆教育勅語 どっちを子や孫に施したいですか?(=゚ω゚)ノ」とありました。逆バージョンを考えればいいわけですが、文章として目にするとさらにインパクトがあると思うので載せます。
「12の徳目」(逆バージョン)
① 親に孝養をつくしてはいけません
② 兄弟・姉妹は仲良くしてはいけません
③ 夫婦は仲良くしてはいけません
④ 友だちを信じて付き合ってはいけません
⑤ 自分の言動を慎んではいけません
⑥ 広く全ての人に愛の手をさしのべてはいけません
⑦ 職業を身につけてはいけません
⑧ 知識を養い才能を伸ばしてはいけません
⑨ 人格の向上に努めてはいけません
⑩ 社会のためになる仕事に励んではいけません
⑪ 法律や規則を守り社会の秩序に従ってはいけません
⑫ 勇気をもって国のため真心を尽くしてはいけません
正統教育勅語 or 逆教育勅語どちらを子供に教えるべきか、一目瞭然ですよね。