息子は来年5月に聖体拝領式を受けます。
聖体拝領とはこちら↓
イエス様の体(パン)と、血(ワイン)を初めて受ける儀式です。
この儀式を済ませたら、今後息子はミサでの聖体拝領が受けられるようになります。
さて、儀式を受けるのは来年ですが、先週学校で聖体拝領式を受ける子供たちと、その保護者を集めて、プチセレモニーと説明会がありました。
本来は主人が参加する予定だったんですが、具合が悪く行けそうになかったので、私が参加することに・・・
で、どうも、私だけが“異教徒”らしく、私以外は十字をきりながら「父と子と聖霊の御名において」みたいな事をしてました。
セレモニーが終了して、聖体拝領を受ける意義などの説明がありました。
子供たちにもわかるように神父様がお話されるので、そんなに難しい話ではないし、難しい言葉は使われてはいなかったんですが、自分の中に全く響いてこず・・・
そのため、ほとんど理解できず。
わかったのは聖体拝領式までに地元の教会のミサになるべく参加してくださいという事くらいでした。
でね、私がドン引きして聞く気をなくすお話が・・・
「How much God loves you~ 」云々ての聞くと、虫唾が走って一気に聞く気が失せてしまって・・・。
なぁんか嫌っていうか、こっ恥ずかしいというか、「Loveも休み休みに言ってくれ」と思ってしまうんです。
仏教科の時に宗教学は必須でしたし、キリスト教関連の絵画が好きなので、そこから『マリアのウィンク』や『俺たちに明日はない?』などの聖書関連書籍で、なんとなく聖書の内容を自分なりに勉強したんですが、自分の宗教ではないし、結局“学問”でしかない。
自国の文化とのリンクがないため、私にとっては異質のものでしかないんですね。
でも、主人は自分の子供がカトリック教徒になるのは「当然」という人で、カトリック教徒の国であるアイルランドで我が子は生まれ、育っていくので、我が子がカトリック教徒になることに抵抗はありません。
ただ、ある程度の年齢になって、自分に合わないと思ったら「改宗しても大丈夫」ということを教えようと思っています。
で、私はこれからも神道的、仏教的思想を息子に教えていきます。
だって、私は日本人だから。
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