先々週、何気にテレビ(UKチャンネル)を見ていたらロイヤル・エアフォース(英国空軍)の募集CMが流れました。たまにしかお目にかかれませんけど、ブリティッシュ・アーミーやロイヤル・ネイビーのCMも

見たことがあります。

日本でも自衛官募集のCMがあるんですが、この目で見たことがないため、英国軍の募集CMは新鮮に映り「軍の募集CMかぁ。かっこいい。」と思った次第です。(地元の駅で自衛官募集ポスターは見たことがあります。)


ちなみに、アイルランド国防軍募集CMやポスターは一度も見たことがありません。


日本ではなかなかお目にかかれない・・・かも

             ※アイルランド国防軍兵士です

何故か?足りてるからだと思います。

不景気で就職難のためか志願者が多いらしく、もの凄い倍率らしいです。

なお、アイルランドは長年中立政策をとっていますし、周りの国から侵略される可能性もありません。だからこそ“中立”ができるんですが・・・。羨ましいです。

なお、国連の平和維持活動には積極的に参加しています。

けど隣国英軍との交流は少ないそうで、レンジャー部隊の教育などは米軍が支援しているそうです。(イギリスにもコマンド部隊があるのに・・・。やっぱり仲悪いのかな)


話がそれました。苦笑い


さて、こちらは日本とは無縁ですが、ヨーロッパではお馴染みの人たち・・・


日本ではなかなかお目にかかれない・・・かも
『ロマ』(ジプシー)です。

結婚して間もない頃、スーパーで買い物していたら、警備の人がロマの女性客の後ろに張り付いていて、いかにも「見張ってるぞ」と言わんばかりの表情と態度に驚きました。

だって、もしこれが日本なら、すぐ「人権ガー」と言われると思うんですよね。うーん

今思うと、たぶんその女性は前科があるのではないかと・・・。

個人個人では良い人もいるでしょうが、万引きやお金を騙し取ったり(例:一端支払いを済ませ店を出た後に「お釣りが少ない」と戻ってくる)とかあるんです。

主人にきつく言われたのが「知らない人を家に入れるな。特にロマには気をつけろ!3人くらいでやってきて、一人が家の者と喋っている間に、他の二人は物色して盗んだりするんだ」と・・・がーん

決め付けたくはないんですが、独特の服装で、ロマ語を話し、周囲に溶け込もうという雰囲気がない(周囲も受け入れがたい)ので、一種の異様さを感じです。そしてたまに軽犯罪で逮捕されたりするので拍車がかかります。



それから彼らとは別のジプシーも存在します。


日本ではなかなかお目にかかれない・・・かも
『アイリッシュ・トラベラーズ』です。

写真は随分昔のもので、以前は荷馬車で各地を放浪していたようですが、現在は定住しているトラベラーズが多いと思います。ただ、それはキャンピングカーだったり、普通の家だったり。

トラベラーズの場合、服装は普通といえば普通・・・。ちょっと、いや、かなり派手かな冷や汗 通常会話も英語ですし外国人の私には普通のアイリッシュとトラベラーズの区別がつきませんが、ネイティブにはわかるらしく、独特の訛りがあるそうです。


さて、彼らもちょこちょこ軽犯罪を犯しまして、それで収入を得ているようです。

たまに個人が特定できないようにして、ドキュメンタリーで“ナックルファイト”とそれに至るまでが放送されます。これには大金が賭けられるそうで、勝てばかなりの収入になるようです。もちろん違法です。それと闘犬も。(もちろん違法です。)


数年前に主人と近くのショッピングセンター横のカフェでお茶をしていた時、主人が「あ、Knackersだ」と言うので外をみると中学生くらいの少年の集団でした。20名くらいいたでしょうか、パッと見た感じでは普通のアイリッシュと変わらないんですが、ネイティブにはわかるんですね、これが。そしてその集団はショッピングセンターの方へ向かって行きました。

それから何分たったでしょう。Garda(アイルランド語で警察)の車がとまり、警官がショッピングセンターの方へ走っていきました。そして主人が「あ、武装警察もきた。ほら道の向かいに止まってる」と。マジで?

流石に驚いて「ぇ゛え?相手は子供でしょう?子供相手に武装警察が出動するの?」というと、「相手はKnackersだぜ。子供と言えども危険な時があるから武装警察が出動するのは当然。」だそうです。

ちょっとショックでした。かお

※注意!Knackers(ナッカーズ)はトラベラーズを指すスラングで侮蔑語にあたりますので、彼らに向けて言わないように。もしそれで掛け金なしの“ナックルファイト”になった場合は自己責任でお願いします。


ロマもトラベラーズも社会的には弱者ですので、行政はなにかとサポートしています。主人の話では“利権”があるんだそうです。 (どこぞと似てるな・・・)

それにこんなのを見ると疑いたくなるのです。サゲ


日本ではなかなかお目にかかれない・・・かも
今時、こんなお姫様スタイルの結婚式なんて普通の人はしません汗

伝統的にトラベラーズは聖体拝領式や結婚式はド派手にするようです。彼らの結婚式のドキュメンタリー番組がたま~に放送されるんですが、シンデレラが乗るような馬車で移動したりします。

で、もちろん花嫁さんのドレス代もその馬車代も、式後のパーティー会場の料金など半端じゃないと思いますし、こんなのを見ると「なんだ、金もってるじゃん」と思いますし、「行政のサポートって必要か?」となる訳です。

とはいえ、私ら一般人にはどうすることもできず、また因縁つけられるととんでもないことになりそうなので、関わらないことはが一番です。いざという時は警察が武装して対応するんですから、一般人には何もできませんし、とにかくトラブルに巻き込まれないようにするだけです。

なお、トラベラーズはイングランドやスコットランドにも住んでいますので、留学や移住をされる方、ご記憶下さいますように。

プラス海外においては「危ないところには行かない。近寄らない。」が鉄則です。それでも“そこ”に行って、何かあった場合は自己責任です。リスクを負う覚悟をしておきましょう。



さて、最後は親の身としてはたまったもんじゃないもの。

それは先生たちのストライキ。プンプン

ごく稀ですが、あるんですよ。そしてその日は学校はお休みになります。

そしてその休みの分を補習授業するのかというと、どうもしていないようです。(学校によって違うとは思いますが)

アイルランドの教育はゆとり教育で、さらにストライキが起きたら堪りません。そんなこともあってか、友人は子供を連れてドイツに移住してしまいました。どよーん・汗

願わくばわが子が学校に通っている期間はストライキしないで欲しいなぁ、と祈るばかりです。


                                                         (Mrs.G)




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