私は吹き替え 派!
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どちらかというと吹き替え派です。
演じてる俳優さんと声優の声に違和感があるとか、声の演技が下手とか、そんな時は字幕で観たりしますが・・・。
ただ、ベテランの声優さんたちの絶妙な声の演技は捨てがたいです。
といってもここ近年そのベテランさんたちが次々と鬼籍に入ってしまわれるのは辛いです。
1月に波平さんの声の主、永井一郎さんがお亡くなりになり、9月に「ナウシカ」のクロトワや、ドナルド・サザーランド、クリストファー・リーの声をあてておられた家弓家正さんがお亡くなりになりました。
この声の主達の演技をいつまでも記憶に留めたい、そしてわが子の日本語教育の一助にすべくDVDは日本のものを買っています。
けど、毎回観るときは原語のままというものもあるんです。
たとえば、プロの声優を使わず、俳優やタレント・お笑い芸人を起用している場合です。
笑い声と叫び声とか、まぁ、やっぱりプロではないからぎこちなく聞こえるんですよね。
だからトイ・ストーリーはいつも英語で観ます。虫唾が走るんです。所さんの声でバズが喋ってるのを聞くと。
そりゃぁ、俳優さんでも「これは秀逸!」というものがあります。
『ミザリー』のキャシー・ベイツの声をあてた藤田弓子さん。どうもテレビ版だけらしいんですが、これは観ているものを見事にひきつけた声の演技だったと思います。
それから、元劇団四季の日下武史さんのフランク・マーリー・エイブラハム(『アマデウス』のアントニオ・サリエリ役)はよくマッチしていました。
それから既に声優さんの声が脳内に“固定”されてるものもあります。
それはジャッキー・チェンの声。専属の声優さん石丸博也さんの声が「ジャッキーの声」で私の脳内にインプットされています。ご本人の声のままだと違和感を感じます。
それとはシュワちゃんの声かなぁ。
そして私的には本人の声より、声優さんの声の方がはまってると思うのが、ケビン・コスナー。
カッコいいけど、ちょっとだらだらした喋り方がいまいち・・・。たまに声裏返ったりするし・・・
なのでほぼ専任の声優さんで津嘉山正種さんの声の方がしっくりくるんです。しかし!脳卒中の後遺症なのか、先日購入した『JFK』のディレクターズ・カットで付け加えられたシーンの吹き替えでは、ちょっとしまりのない喋り方になってしまわれた
『JFK』が公開されてから20年ちょい経ちますし、仕方ないですよね。
吹き替え好きですが、「これはベストキャストを揃えた!」というものにそうそうお目にかかれるわけでもなく、それはそれでイラっときますが、自分の母語で、脳みそがリラックスした状態で映画(DVD)観れるって良いですよ。
ということで、やっぱり私は吹き替え派ですね。
(Mrs.G)
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