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実は先週有給使ってポーランド、シュチェチン+周辺地域に行ってきました!

第一の目的はパートナーの兄弟姉妹と会うため。パートナーのポールは既に2度日本を訪れて、私の家族や友人と会っていますので、私も行かねば!フェアじゃぁないと思いましてね。

シュチェチン(Szczecin)は、ポーランドの北西部、西ポモージェ県の県都でドイツとの国境沿いに位置します。なお、ここはロシア皇帝(女帝)になったエカチェリーナ2世が生まれ育った地でもあります。

 

次の更新がいつになるかわからないので、長ぁい記事になります。ご了承を。

 

シュチェチン空港に降り立ち、まずは腹ごしらえ。

 

ポーランドの酸っぱいスープ、ジュレックを食す。初めて食べました。

酸味が効いて美味しい!よだれ

 

初日、二日目は第1の目的を果たすべく、ひたすら移動。そのため空港でレンターカーを借りました。もちろん運転はポール。だって、左ハンドルで、右側運転なんてしたことないし。ネガティブ

ポーランドのインフラは素晴らしい!の一言でした。道路が広いし、よく整備されていて、とにかくスムーズ。ただし、街灯が少なくて、夜のモーターウェイは怖かった。車のライトを頼りに70㌔ってどうよ?って思うわけで絶望

そして超小規模の集落の道路はこんな感じ。

アスファルトじゃないし・・・。Google mapにはここは90㌔OKとか絶望

あり得ないし。ちなみにちょっと集落を過ぎると、森、畑、森、畑そして次の集落といった感じで、動物飛び出し注意をどこでも見ました。なお、森には狼が生息している模様。

初日はポールのすぐ下の弟宅へ行き、ディナーをご馳走になり、その後何十km走ったかわからないくらい長距離移動してポールの4つ上のお姉さん宅で1泊。

二日目朝、5つ上のお姉さん家族を訪ねるためにまた長距離移動。当初の予定は2時間程度でお暇して、2つ上のお兄さん宅へ、のつもりが結局ディナーをご馳走になり、その後お兄さん宅へ移動のため、再度長距離移動。魂が抜ける

お茶と茶菓子を頂いて、予約したホテルへ移動。助手席に乗ってる私が相当疲れたので、運転したポールはマジで疲れていたと思います。アイルランドに来る前に自国で毎日運転していたとはいえ、約20年ぶりの左ハンドル、右側道路運転。ポールに足向けて寝られません。🙏

 

3日目、やっとシュチェチン市内観光。でも残念なお天気だったので、博物館とか行こう!となり、私の第1希望のMuseum of Technology and Transportation へ。その日入館料無料でした!ニコニコ

まずは100年ほど前~共産圏時代に製造、使われていたタイプライターとかミシンが展示されていて、自動車やバイクへの展示場と続きます。

一番目についたのが共産圏だった頃の車の数々。「ちゃんとロシアも自国産の車あるんだなぁ」とちょっと上から目線。

で、え?なにコレ?救急車かなんか?と思ってポールに尋ねたのがこの車。

上のライトのところに書かれている文字はMILICJA(ミリツィア)。

パトカーでした。「ポリス(ポーランド語ではPolicja)じゃないの?」と訊いたら、「ポリスは西側の言い方だから、当時はミリツィアって言ってた」んだそう。

とにかく西側と同じ名称を使うわけにはいかなったのね、と納得。

ちなみに直ぐ側にホンダとヤマハのポリツィアバイクが展示されていました。

 

他に色んな車が展示されていたんですが、こりゃぁ何じゃ?と思ったのが

エンジンはスズキで、色んなパーツを組み合わせて作ったキャタピラーカー。

そんで、おまけに、昔、ポールが乗っていた同系FIATです。

ポーランドにはかつてFIATの工場があって、Polski FIATのブランドで生産していたんだとか。

 

博物館を後にして、向かったのは英語名ROBBER'S INN (ポーランド語:Zbójnicka)という、ポーランドの山岳地域料理のお店。ただ単に近くに駐車できそうなポーランド料理のレストランでヒットしたので、入店。でも美味しかったぁよだれ

スターターとしてスープを食す。ポーランドビールTyskieと共に。

名前は覚えていないんですが、ザワークラウトを使ったスープです。

 

スペアリブ煮込み入り。このスープも酸味があります。美味しかったです。

そしてポールとピエロギ(ポーリッシュ餃子)をシェア。

3種類の盛り合わせで、ポーク、キャベツとキノコ、マッシュポテトとチーズでした。

このレストランの残念な点はカードが使えませんでした。でもユーロが使えます。ドイツからの観光客が多い地域だからかもしれません。

腹ごしらえの後向かったのが、ゴッホのデジタルアート展。こちらはポールの希望。

私はあまりゴッホの絵に興味はなかったんですが、雨だし、どこか中でまったりできれば、くらいの感覚でいたら、大正解。入場料は結構なお値段だったけど、ゆっくりゴッホの生涯と作品を観て、バーチャル・リアリティゴーグルで彼のいくつかの作品を3Dで観て、世界観を感じるってなかなか素晴らしいものがありました。

ゴッホがこれを知ったらどう思うんだろうね?とその夜、ポールと話が盛り上がりました。

 

4日目はやっと晴れの日。

シュチェチンらしい建築物が見たいので、訪れたのがWały Chrobrego(バゥェ・フロブレゴ)

Wałyバゥェは堤防のことで、ここはオーデル川に面した場所です。ちなみ赤い建物は行政オフィスとのこと。

 

行政オフィスの隣に建つ現ナショナルミュージアム(旧市庁舎)

いかにもヨーロッパという感じの街、建物、そして広い!

 

この日の午後はポールの甥とその家族に会うために、甥宅へ移動。ドイツ国境線に近く、国境近くの免税店付近に税関の車が停まっていました。何にもしてないけど、なんか緊張しました。驚き

 

最終日は残念ながら雨。でも何が何でも見学したい!と思った場所へ。

ポメラニア公の城

上部の漆喰がケーキのデコレーションっぽくて美味しそう。

この日は時計塔には入れませんでした。ですが、屋上からの展望はOKだったので、この写真が撮れました。ここから、旧市街と思われる地域、港湾が見渡せます。

 

ラストはポールの長兄宅へ。約25年ぶりの再会なんだとか。色々とあったようで、会う約束を取り付けたのは前日の夕方になってから。

別れ際ポールと長兄のハグにはちょっとウルッ泣ときました。

 

これでポーランド旅行、ミッションコンプリート。

雨の中、シュチェチンの空港へ戻り、アイルランドへの帰路につきました。

 

今回の旅で思ったというか、後悔してることは「ポーランド語の勉強を続けるべきだったネガティブ」ってこと。

最近の若い世代は英語も堪能と聞いていたんですが、如何せんドイツ国境すぐそばの地方都市で、住民にっとては英語よりドイツ語の方が第2言語という感覚のようです。

ドイツに仕事に行く人も多いようですし、やはりポーランド語かドイツ語を喋れると意思疎通が可能かなと。

仕事、雑事を言い訳にポーランド語の勉強を怠ったばっかりに・・・。悲しい

 

旅行で使う程度のポーランド語から覚えて、次の旅行に備えます。

 

 

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