身体が冷え切るような、長い冬も終り、わが地元でも桜の開花宣言が出ました。
午後の日差しを浴びながら、妻と愛犬の散歩に出るのが、今、最も心やすらぐ時間です。
この平凡な時が、永遠に続くことが、今の心からの祈りです。
さて、1ヶ月以上、記事の更新が途絶えてしいました。
もちろんそれはあの3月11日の出来事の影響です。
携帯電話に地震速報が入り、反射的にTVを点けたとたんに大きな揺れを感じました。
それは中越地震や中越沖地震を体験したわたくしにとっても大きな衝撃でした。
そしてしばらくTVの画面に食い入っていると、盛り上がる海面が莫大なエネルギーを蓄えて
地上へと迫ってくる映像が目に飛び込んできました。
その先に見たものをあえて思い出すことは止めておこうと思います。
あの短い時間に人生を終えなければならなかった多くの方達。
命こそ助かったものの、避難所で不自由な生活を送らなければならない多くの方達。
その存在には、心が引き裂かれる思いです。今はただ祈りを送るばかりです。
結果、我が家はなんの物理的な被害を受けることもなくすみました。
しかしあの日からわたくしの心は、繰り返し恐れと不安に翻弄される日々が続いたのです。
人生で初めて感じる感情。それとどう向き合っていくのか。折り合いをつけるのか。
苦しむ日々が続きました。そして今、わたくしは確実に人生が変わったことを自覚しています。
何回かに分けて、わたくしの心のなかで起こったことを書いてみようと思います。